Weekly Technical Analysis:ビットコイン売りが加速、短期でさらに下落警戒か
3月4週の週足

- ビットコインの3月4週の週足は、0.6%下落した陰線を記録しました。先々週まで4週連続の陽線を記録していたため、短期的な売りが発生しました。今週も6%ほど下落しており、やや売りが優勢な相場が続いています。価格は約2ヶ月間の平均である8週移動平均線(8EMA)の上位を維持しています。
- 週足は、580万円〜600万円のレジスタンスに上値を抑えられる形になりました。この価格帯は昨年12月にも戻り高値となっています。下値目処は520万円〜530万円付近にサポートがあり、現在はこの価格帯を試す展開に発展しています。
- 週足は強気のチャートを維持していますが、足元で下落が加速しており注意が必要です。520万円のサポートを割り込むと上昇チャートが崩れ、売りが加速する可能性が出てきます。
4月6日の日足
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を下回り弱気トレンドを示唆し、オシレーター(CCI、MACD)はプラス域で推移しており、これを否定しています。
- 日足は、5.1%下落した陰線を記録し、終値は534.8万円でした。2日連続の陰線となり、3月14日以来となる14EMAを下回りました。4月1日にサポートされた間近安値だった543万円を小幅に下回りました。弱い値動きが見られ、不安定な相場となりました。
- オシレーター・インジケーターは下落傾向が続き、CCI(2)も続落しマイナス域へ突入間近となりました。Fisherは昨日マイナス域に突入しており、売りシグナルが点灯しました。MACDは一昨日、遅行線を下回りデッドクロスが発生しています。インジケーターはモメンタムの悪化を示しており、下落に警戒感を示しています。
- ADX(25)は高水準で推移も足元で下落しており、上昇トレンドの弱体化を示唆しています。
- ビットコインはここ1週間ほど移動平均線の上位で小幅のレンジで推移していましたが、昨日はレンジを下に抜けたことで売りが加速しました。弱い値動きが確認されチャートは弱気に傾きました。インジケーターも弱気を示唆するものが出てきており、下落に注意が必要な相場状況になりました。

価格は14EMA(551.3万円)を下回り弱気示唆です。53EMA(513.2万円)は上昇中で、長期トレンドは強気示唆です。一目均衡表の雲は先行スパン1(541.0万円)が先行スパン2(495.2万円)を上回り強気示唆です。
Trending Signal
・弱気バイアス・シグナル:価格が14EMAの上で推移
・強気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がプラス域で推移
・弱気バイアス・シグナル:Fisher Transformがマイナス域で推移
・強気バイアス・シグナル:MACDがプラス域で推移

Centered Oscillator Signal
強気バイアス・シグナル : CCI(2)はプラス域で推移しており強気示唆です。
弱気バイアス・シグナル : Fisher(-0.1)はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Trigger(0.3)を下回り、売りシグナルが出ています。
強気バイアス・シグナル : MACD(202284)はプラス域で推移しており強気示唆です。Signal(232143)を下回り、買いシグナルは出ていません。










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