4月2週目の週足
- 先週の週足は、4.2%下落し3週連続の陰線となりました。価格は492万円まで下落する場面があり、これまでの下落の流れが継続しました。終値は502.8万円となり2ヶ月間の移動平均となる8EMAを下回りました。
- 先週までの下落相場から一転し、今週は買いの流れが戻っています。木曜日時点までで6%ほど上昇し、価格は530万円台を回復しました。移動平均線も上回り強い値動きが見られました。このまま移動平均線の上位で今週の終値をクローズできるか注目です。
- 週足の安値は徐々に切り上げており、底値は硬い状況が続いています。徐々に買われている様子が伺えます。週足の上値目処は590万円付近のレジスタンスになります。
- 週足チャートは先週から改善が見られました。短期の流れが変化しており、週後半にこのままの高値を維持できれば、来週以降の上昇にも期待ができるでしょう。
4月20日の日足
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を上回り強気トレンドを示唆し、オシレーター（CCI、Fisher、MACD）がマイナス域で推移しており、これを否定しています。
- 日足は、1.2%下落した陰線を記録し、終値は530.2万円でした。昨日はここ2日間上昇していた反動で売られましたが、下落幅は限定的でした。一時、短期の移動平均線付近まで下落しましたが、終値にかけて反発しました。底堅い値動きが見られました。
- オシレーター・インジケーターは短期で上昇が継続しています。CCIは上昇し-2で推移。プラス域の回復が間近です。Fisherも上昇が続き、本日からプラス域に突入しています。マイナス域で推移するMACDもゴールデンクロスが数日以内に発生しそうです。インジケーターは、まだ強気シグナルを出していないものの、全てのインジケーターが上昇しておりモメンタムの回復を示しています。
- ADX（15）は下落しており、相場に強いトレンドがない状態を示しています。
- 日足チャートはかなり強気に傾き、良好な相場状態を示しています。昨日は下落したものの移動平均線の上位を維持できたことはプラスの強気材料です。インジケーターも強気シグナルが点灯間近となり今後の上昇に期待ができます。
価格は14EMA（523.2万円）を上回り強気示唆です。53EMA（515.2万円）は上昇中で、長期トレンドも強気示唆です。一目均衡表の雲は先行スパン1（528.3万円）が先行スパン2（512.1万円）を上回り強気示唆です。
Trending Signal
・強気バイアス・シグナル：価格が14EMAの上で推移
・弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス域で推移
・弱気バイアス・シグナル：Fisher Transformがマイナス域で推移
・弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス域で推移
Centered Oscillator Signal
弱気バイアス・シグナル : CCI（-2）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。
弱気バイアス・シグナル : Fisher（-0.2）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Trigger（-0.9）を上回り、買いシグナルは出ていません。
弱気バイアス・シグナル : MACD（-10449）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Signal（2613）を下回り、売りシグナルが出ています。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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