Weekly Technical Analysis: ビットコインに久々の強い売り、押し目はどこ?
3月4週の週足
- 先週の週足は、16.3%上昇し4週連続の陽線が確定しました。約2ヶ月間の平均となる8週間移動平均線(8EMA)を上回り推移しています。週足の終値は、572.8万円を記録し、1月からのレジスタンスだった530万円を大きく超えました。
- 先週まで好調な値動きを見せていましたが、今週は上値が重い展開にシフトしています。4週間上昇してきた反動で強い売りが発生しています。今週は4%近く下落しており、連続陽線記録が4週で止まる可能性が出てきています。
- 現在のビットコインは12月の戻り高値となった590万円付近のレジスタンスが上値の重しになっています。週足では、前回のレジスタンスとなった530万円までの押し目は調整の範囲内となります。
- 今週の週足は陰線が濃厚となっていますが、チャートはまだまだ強気を維持しており来週以降の再上昇に期待ができます。

3月31日の日足
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を上回り強気トレンドを示唆し、オシレーター(CCI、Fisher、MACD)がプラス域で推移しており、これをコンファームしています。
- 日足は、3.2%下落した陰線を記録し、終値は555.1万円でした。価格は2日連続の陰線を記録し短期では売りが加速しています。価格は移動平均線の上位を維持し、強いプライスアクションが継続しています。
- オシレーター・インジケーターは足元で下落していますが、プラス域を維持しています。CCIは85で推移。Fisherは一昨日にデスクロスが発生し下落しています。MACDは遅行線の上位を維持しています。インジケーターは、強気示唆を維持もモメンタムの低下を示しています。
- ADX(27)は上昇し強気トレンドの発生を示しています。上昇幅は足元で減少しボラティリティの低下を示唆しています。
- 現在のビットコイン相場は短期的には売りが優勢な状況となり、本日も1.5%ほど下落し550万円を割り込んでいます。ここ2日間の下落の流れを本日も引き継いでいるようです。テクニカルのモメンタムも下落し押し目を探る展開に発展しています。
- 今後の注目点としては、どこで押し目をつけて反発するかということです。14日移動平均線が推移する540万円付近ではサポートが期待されます。チャート全体はまだ崩れておらず、短期の売りが一巡すると再度高値を試す展開が予想されます。

価格は14EMA(540.3万円)を上回り強気示唆です。53EMA(501.0万円)は上昇中で、長期トレンドも強気示唆です。一目均衡表の雲は先行スパン1(531.4万円)が先行スパン2(495.2万円)を上回り強気示唆です。
Trending Signal
・強気バイアス・シグナル:価格が14EMAの上で推移
・強気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がプラス域で推移
・強気バイアス・シグナル:Fisher Transformがプラス域で推移
・強気バイアス・シグナル:MACDがプラス域で推移

Centered Oscillator Signal
強気バイアス・シグナル : CCI(85)はプラス域で推移しており強気示唆です。
強気バイアス・シグナル : Fisher(2.9)はプラス域で推移しており強気示唆です。Trigger(3.9)を下回り、買いシグナルは出ていません。
強気バイアス・シグナル : MACD(272237)はプラス域で推移しており強気示唆です。Signal(215580)を上回り、買いシグナルが出ています。










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