Weekly Technical Analysis:先週は7週ぶりに大きな下落、再度300万円を割れる
8月4週の週足

- 先週の週足は9.0%下落し終値は295.2万円でした。ビットコイン週足は先々週まで6週連続で陽線を記録していましたが、先週は久しぶりの陰線となりました。先週の下落により約2ヶ月間平均となる8EMA(311.8万円)を下回りました。
- 相場では5月に押し目となった340万円近辺にレジスタンスが存在します。この価格帯を抜けることができず、先週は下落しました。6月以降の値動きだけを見れば、安値を切り上げ底堅く推移しています。相場にはまだ強いトレンドがない状態が続いていますが、再度、レジスタンスを試す展開になれば上抜けることが期待されます。
- テクニカル面では先週の週足MACDが久々にゴールデンクロスしました。4月以来で初となる遅行線を上回りました。これまで強い下落トレンドが続いてきた相場ですが、モメンタムが徐々に上向きつつあることを示しています。今年前半の強烈な下落トレンドの山場を超えた可能性が示唆されています。
8月24日の日足
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を下回り、弱気トレンドを示唆し、全てのオシレーターがマイナス圏で推移しており、これをコンファームしています。
- 日足は、0.4%下落した陰線を記録し、終値は293.2万円でした。ビットコインは昨日も下落する結果になりましたが、小幅な値動きでした。現在は3日連続で陰線を記録し、上値が重い展開が続いています。
- オシレーター・インジケーターは全てマイナス圏で推移しています。CCIは足元で上昇し、-103で推移。Fisherは遅行線の下位で推移が継続しています。MACDは下落が継続していますが、遅行線との差が縮まっています。
- ボラティリティ指数のADX(18)は低位で推移し、トレンドが弱い状態を示しています。
- 日足は移動平均線の下位で推移し、弱いプライスアクションが見られました。オシレーターは下落幅が縮小しているものの、マイナスで推移しており弱いモメンタムを示しています。
- ビットコインは短期で陰線が連続していますが、先週の安値を割り込まず底堅く推移しています。昨日は一時、今週の高値を更新するなど買い需要も見られました。テクニカルは全体的に弱気を示唆していますが、足元の値動きは売り圧力が弱くなっていることを示しています。

価格は短期移動平均線の14EMA(303.2万円)を下回り弱気示唆です。長期移動平均線の53EMA(310.9万円)は下落しており、長期トレンドも弱気示唆です。一目均衡表の雲は先行スパン1(308.7万円)が先行スパン2(296.9万円)を上回り強気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル:価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がマイナス域で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Fisher Transformがマイナス域で推移
- 弱気バイアス・シグナル:MACDがマイナス域で推移

Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI(-103)はマイナス域で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher(-1.7)はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Trigger(-1.6)を下回り、売りシグナルが出ています。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD(-38762)はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Signal(-5299)を下回り、売りシグナルが出ています。










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