ビットコインは下落転換となる売り増加、オンチェーンでも動きが反転

今週の値動き

- 今週のビットコインは1月19日の1478万円から取引が始まりました。今週は週始めから売られ、先週の相場の流れから反転しました。水曜日まで日足は連続で陰線を記録しました。今週は一時1380万円台まで下落する動きとなりましたが、1400万円より下では買い戻しが入りました。週後半に底堅さがみられるようになり、足元では価格は24時間(24EMA)を上回っています。現在価格は1420万円台で推移しており、先週からは3.5%ほど下落しています。4週ぶりの陰線を記録する可能性が高く、相場はまだ昨年の高値を目指す流れとはなっていません。
今週のデリバティブ市場
1.無期限先物取引の資金調達率

ビットコインの無期限先物取引における資金調達率(FR)は、足元でプラスで推移しています。先週の価格上昇時にはマイナスとなる場面がありましたが、今週は価格下落時にプラスとなっています。逆張りするトレーダーが多くいることが示唆されています。現在の相場がレンジで推移していることから、デリバティブ市場のポジションは不安定な動きとなっています。
2.ロング・ショート清算推移
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- 今週は下落方向への動きが目立ち、ロングポジションの清算が多発しました。20日のロングポジションの清算額は約1.5億ドルとなりここ2ヶ月間で最も高い水準となりました。先週は一時1500万円台を回復したため、高値でロングポジションを建てたトレーダーが狩られたものと考えられます。
3.3ヶ月先の先物価格乖離率

- 3ヶ月先の先物取引価格と現物価格の乖離率は足元で下落し、再度4%台で推移しています。昨年12月は3.7%まで下落しています。先物では買いが弱い状況が続いています。乖離率に過熱感が無いため、大きな下落リスクは少ないものの、現物が買われないことには相場も上がっていけない状況です。
今週のオンチェーン
1.取引所保有のBTC推移
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- 取引所が保有するBTCの数量は先週下落しましたが、今週は上昇する動きとなりました。売り需要の増加が示唆されており、リスクオフの動きとなっています。相場にはまだ売りが残っており、モメンタムが悪化するとさらに強い売りが出る可能性があります。
2.利益確定送金量
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- 同指標は、利益が出ているアドレスからの送金を示したものとなります。今週は足元で送金が増加しており、一部は相場で売られているものと考えられます。送金量としては先週より増加しており、長期投資家からの売りも出ているようです。オンチェーンでは売り需要の高さを示すデータが確認されています。
まとめ
- 今週のビットコインは4週ぶりの陰線を記録する可能性が高く、先週までの強い相場からは反転する動きとなりました。オンチェーンデータでは売り需要の増加が示され、先週まで高値を伸ばしていたことから短期の利確売りが出ました。デリバティブ市場ではポジションに方向感がなく、相場の不安定さを反映した動きとなっています。1400万円を割り込んだ価格帯で下げどまったことはプラス材料と言えますが、まだこれまでのレンジ内での動きが続いており、来週も油断ができない相場となるでしょう。1400万円を再度割り込み、レンジの下抜けを試す動きがきた場合はリスク許容度を大きく引き上げる必要が出てくるでしょう。










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