12月9日のモナコインの日足終値は移動平均線を下回り弱気トレンドを示唆し、オシレーターのCCIとFisherがマイナス域で推移しておりこれをコンファームしています。
モナコインは昨日、ここ3ヶ月の安値である130円付近まで売り込まれました。しかし終値にかけて買い戻され130円を割れることはありませんでした。日足は2.6%上昇しました。
オシレーターはマイナスで推移するものが多く弱気示唆です。すべてのオシレーターが下落しておりモーメンタムは下方向へ動いています。Fisherでは2日前から売りシグナルが出ていました。
ADX（34）は下落しており上昇トレンドが弱くなったことを示唆しています。
モナコインは短期的に弱気なチャートが形成されています。オシレーターも弱気を示唆しておりトレンドフォロー戦略的には買えませんが、現在は3ヶ月間の最安値圏である130円付近まで下落したため底値買いもありえる状況です。ビットコインを始めとして暗号資産（仮想通貨）市場には資金が流入しており、モナコインの130円付近も買い支えられる可能性が高いでしょう。強いサポートラインが真下にある現在のモナコインは買いポジションを立てやすい状況と言えます。
昨日のモナコイン（MONA）の日足終値は、前日から2.6%上昇した139円でした。価格は14EMA（145円）を下回り弱気示唆です。53EMA（142円）は横ばい推移で長期トレンドは中立です。一目均衡表の雲は先行スパン1（152円）が先行スパン2（156円）を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
・弱気バイアス・シグナル：価格が14EMAの下で推移
・弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス域で推移
・弱気バイアス・シグナル：Fisher Transformがマイナス域で推移
・強気バイアス・シグナル：MACDがプラス域で推移
Centered Oscillator Signal
弱気バイアス・シグナル : CCI（-99）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。
弱気バイアス・シグナル : Fisher（-0.7）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Trigger（-0.2）を下回り売りシグナルが点灯しています。
強気バイアス・シグナル : MACD（1）はプラス域で推移しており強気示唆です。Signal（3）を下回り買いシグナルは出ていません。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
.jpg&w=3840&q=70)
.jpg&w=3840&q=70)