ビットコイン相場分析: 先週の上昇の流れが反転、不安定な相場続く

10月10日の日足

ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を下回り、弱気トレンドを示唆し、短期オシレーターがプラス圏で推移しており、これを否定しています。
日足は、1.4%下落した陰線となり、終値は278.9万円でした。ビットコインは先週後半から上値が重くなり300万円手前から売りが強くなりました。現在は弱いプライスアクションが見られます。
オシレーター・インジケーターは下落傾向にあります。CCIは5まで下落しました。Fisherも下落しマイナス圏に突入間近です。先週プラス圏で推移していたMACDはすでにマイナス圏まで下落しています。オシレーターはモメンタムの下落を示しています。
ADX（17）は下落し相場のトレンドが弱いことを示しています。
現在のビットコインは弱い流れとなり、テクニカルが悪化しています。日足も先週は短期移動平均線の上位で推移していましたが、今週は下回り推移しています。ADXも先週は上昇し相場の盛り上がりを示していましたが、今週は下落し再度相場の方向感が弱くなったことを示唆しています。ビットコインはまだレンジでの推移が続いており、不安定な動きが予想されます。今週はモメンタムの悪化が確認されており、下落に注意が必要です。