10月2日の日足
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を下回り、弱気トレンドを示唆し、Fisher以外のオシレーターがマイナス圏で推移しており、これをコンファームしています。
- 日足は、1.1%下落した陰線を記録し、終値は276.2万円でした。昨日は小幅ながら価格は下落しました。昨日は移動平均線を下回り、終値を迎えました。上値が重い値動きが見られました。
- オシレーター・インジケーターはマイナス圏で推移するものが多い状態です。CCIは-27で推移。プラス圏を回復していたFisherは本日デスクロスが発生しています。MACDはマイナス圏で推移するも上昇しています。
- ボラティリティ指数のADX（16）は下落しており、相場のトレンドが弱体化していることを示しています。
- ビットコインの日足チャートは全体的に弱気を示しています。日足が移動平均線を再度下回ったことで弱いプライスアクションが見られました。オシレーターはマイナス圏で推移するものが多い状況ですが、長期オシレーターのMACDは上昇しモメンタムの回復を示しています。ADXは16の低位で推移し、相場の方向感が弱いことを示しています。ビットコインは弱気な状態が続いていますが、相場は小幅な値動きとなり今週もレンジでの推移が予想されます。
価格は短期移動平均線の14EMA（278.9万円）を下回り弱気示唆です。長期移動平均線の53EMA（288.0万円）は下落し、長期トレンドも弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（289.9万円）が先行スパン2（299.0万円）を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル：価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル：Fisher Transformがプラス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI（-27）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher（0.3）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。Trigger（0.3）を上回り、買いシグナルは出ていません。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD（-27692）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。Signal（-35086）を上回り、売りシグナルは出ていません。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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