8月28日の日足
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を下回り、弱気トレンドを示唆し、全てのオシレーターがマイナス圏で推移しており、これをコンファームしています。
- 日足は、2.0%下落した陰線を記録し、終値は270.5万円でした。ビットコインは先週金曜日から売りが強い相場となり、先週の安値を下回りました。かなり弱い値動きがみられます。
- オシレーター・インジケーターは全てマイナス圏で推移しています。上昇傾向にあったCCIは再度-100を下回りました。Fisherもゴールデンクロスが確定せず、下落しました。MACDはマイナス圏で下落が継続しています。
- ボラティリティ指数のADX（21）は上昇しており、トレンドの発生を示唆しています。
- 日足は移動平均線を下回り、弱気のプライスアクションを見せています。オシレーターは下落傾向が強くなり、モメンタムの悪化を示しています。
- 今週のビットコインは下落に警戒が必要な1週間になりそうです。先週はここ1ヶ月間のレンジを下抜け、相場は弱気方向に推移しています。これまで低位で推移していた、ADXも上昇しています。さらに一目均衡表の雲も再度、弱気示唆に変わりました。テクニカルはかなり悪化しており、最安値圏の250万円近辺を試す展開も視野に入ってきました。
価格は短期移動平均線の14EMA（292.6万円）を下回り弱気示唆です。長期移動平均線の53EMA（306.5万円）は下落しており、長期トレンドも弱気示唆です。一目均衡表の雲は先行スパン1（294.1万円）が先行スパン2（297.9万円）を下回り弱示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル：価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス域で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Fisher Transformがマイナス域で推移
- 弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス域で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI（-132）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher（-2.6）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Trigger（-2.2）を下回り、売りシグナルが出ています。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD（-82866）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Signal（-41223）を下回り、売りシグナルが出ています。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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