7月19日の日足
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を上回り強気トレンドを示唆し、全てのオシレーターがプラス圏で推移しており、これをコンファームしています。
- 日足は、4.2%上昇した陽線を記録し、終値は323.6万円でした。ビットコインは昨日も続伸し、今週の上昇幅を広げました。強い値動きが継続しており、長期移動平均線の53EMAを約2ヶ月ぶりに上回りました。
- オシレーター・インジケーターは全て上昇しています。CCIは188の高水準で推移。Fisherはプラス圏で遅行線を上回っています。MACDは約3ヶ月ぶりにプラス圏を回復し、買いシグナルが点灯しました。
- ボラティリティ指数のADX（21）は小幅に上昇しています。短期的な上昇トレンドの発生を示唆しており、弱気トレンドの動きが鈍化したことがわかります。
- 今週のビットコインは強い値動きが続き、チャートがかなり改善しています。53EMAの上位回復は大きな変化です。さらにインジケーターのMACDもプラス圏の上位に浮上するなど、テクニカル面では強気トレンドに傾くチャートが形成されています。
- 日足は重要なテクニカルが変化し、先月までの弱気トレンド懸念が和らいでいます。一方短期では、CCIが188を超えやや買われすぎな水準に入ってきています。利益確定の売りが出やすい状況になっており、一度押す展開も予想されます。
価格は短期移動平均線の14EMA（287.2万円）を上回り強気示唆です。長期移動平均線の53EMA（317.2万円）は下落しており、長期トレンドは弱気示唆です。一目均衡表の雲は先行スパン1（285.4万円）が先行スパン2（329.3万円）を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 強気バイアス・シグナル：価格が14EMAの上で推移
- 強気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がプラス域で推移
- 強気バイアス・シグナル：Fisher Transformがプラス域で推移
- 強気バイアス・シグナル：MACDがプラス域で推移
Centered Oscillator Signal
- 強気バイアス・シグナル : CCI（188）はプラス域で推移しており強気示唆です。
- 強気バイアス・シグナル : Fisher（1.3）はプラス域で推移しており強気示唆です。Trigger（0.9）を上回り、買いシグナルが出ています。
- 強気バイアス・シグナル : MACD（2566）はプラス域で推移しており強気示唆です。Signal（-65482）を上回り、買いシグナルが出ています。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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