ビットコイン相場分析: 先週は8%を超える上昇を記録、足元では利益確定の売りが出やすい状況
7月10日の日足
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を上回り強気トレンドを示唆し、オシレーターのCCIとFisherがプラス圏で推移しており、これをコンファームしています。
- 日足は、3.2%下落した陰線を記録し、終値は284.2万円でした。昨日は足元の価格上昇の反動から下落しました。短期的な利益確定の売りに押されました。レンジ高値の300万円近辺から上値が重くなる様子が伺えます。短期移動平均線の上位は維持しました。
- オシレーター・インジケーターは上昇の勢いが落ちています。CCIは先週の100を超える強気圏から下落し、現在は57で推移しています。Fisherはプラス圏で遅行線を上回っています。MACDはマイナス圏で上昇しています。
- ボラティリティ指数のADX(30)は下落傾向にあり、トレンドが弱い状態を示しています。
- ビットコインは先週8.8%の上昇を記録しましたが、足元で売り傾向が強くなっています。オシレーターも上げ幅が縮小し、モメンタムの悪化を示しています。短期では下落に注意が必要です。
- 短期では売りが目立つ展開ですが、相場全体ではレンジの動きとなっており最安値圏では底堅い値動きが予想されます。270万円まで下落すれば買い戻される可能性が高いでしょう。

価格は短期移動平均線の14EMA(283.3万円)を上回り強気示唆です。長期移動平均線の53EMA(328.1万円)は下落しており、長期トレンドは弱気示唆です。一目均衡表の雲は先行スパン1(277.1万円)が先行スパン2(329.3万円)を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 強気バイアス・シグナル:価格が14EMAの上で推移
- 強気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がプラス域で推移
- 強気バイアス・シグナル:Fisher Transformがプラス域で推移
- 弱気バイアス・シグナル:MACDがマイナス域で推移

Centered Oscillator Signal
- 強気バイアス・シグナル : CCI(57)はプラス域で推移しており強気示唆です。
- 強気バイアス・シグナル : Fisher(1.0)はプラス域で推移しており強気示唆です。Trigger(0.8)を上回り、買いシグナルが出ています。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD(-106225)はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Signal(-169232)を上回り、売りシグナルは出ていません。










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