ビットコイン相場分析: 上値が重い相場継続し反発をかき消す動き、対円では年初来安値更新
6月16日の日足
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を下回り弱気トレンドを示唆し、全てのオシレーターがマイナス域で推移しており、これをコンファームしています。
- 日足は、10.9%下落した陰線を記録し、終値は270.3万円でした。昨日は一昨日に反発した上昇幅をかき消す下落となりました。対円では年初来安値を更新する展開となり弱い動きが続いています。
- オシレーター・インジケーターは下落基調が続いています。CCIは安値圏から小幅に反発し-194で推移。短期オシレーターのFisherは下落が続いています。長期オシレーターのMACDも3日前にデスクロスが発生し下落しています。テクニカルは依然として弱気のモメンタムを示しています。
- ボラティリティ指数のADX(30)は上昇しており、弱気トレンドの発生を示しています。
- ビットコイン相場は引き続き上値が重い展開が続いています。オシレーターもCCI以外はマイナス圏で下落基調が継続し、モメンタムの反転は見られません。弱気なチャートが形成されています。
- 対ドルでは現在2万ドルの大台を試す展開となっており、非常に重要な価格帯に差し掛かっています。今のところなんとか買い支えられている状態ですが、いつ割り込んでもおかしくはありません。割り込めば大きな損切りも発生すると予想され、短期でさらに売りが加速する可能性があり注意が必要です。

価格は短期移動平均線の14EMA(347.4万円)を下回り弱気示唆です。長期移動平均線の53EMA(401.3万円)は下落しており、長期トレンドも弱気示唆です。一目均衡表の雲は先行スパン1(342.5万円)が先行スパン2(398.7万円)を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル:価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がマイナス域で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Fisher Transformがマイナス域で推移
- 弱気バイアス・シグナル:MACDがマイナス域で推移

Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI(-194)はマイナス域で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher(-2.2)はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Trigger(-1.7)を下回り、売りシグナルが出ています。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD(-269713)はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Signal(-154832)を下回り、売りシグナルが出ています。










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