6月7日の日足
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を上回り強気トレンドを示唆し、オシレーターのCCとFisherIがプラス域で推移しており、これをコンファームしています。
- 日足は、0.3%下落した陰線を記録し、終値は412.7万円でした。昨日は日本時間に一時大きく下落しました。価格は388万円まで下落しましたが、アメリカ時間に急反発し下落幅のほとんどをかき消しました。底堅い値動きが見られました。
- オシレーター・インジケーターは上昇傾向にあります。CCIは高値圏を維持し130で推移。Fisherは遅行線を上回り、続伸しました。MACDはマイナス域で上昇が継続しています。テクニカルはモメンタムの回復を示しており、強い売りシグナルは出ていない状況です。
- ボラティリティ指数のADX（25）は下落しており、弱気トレンドの停滞を示しています
- 昨日のビットコインは一時的に短期移動平均線の下位まで下落しましたが、終値にかけて買い戻される強い値動きが見られました。オシレーターも短期でプラス域で上昇しており、チャートが改善しています。
- 現在のビットコインは先週の高値を更新する可能性が高まっています。上値を試す展開となり、上に抜けると425万円付近まで上昇するでしょう。足元では強い値動きに期待できる展開になっています。
価格は短期移動平均線の14EMA（395.1万円）を上回り強気示唆です。長期移動平均線の53EMA（425.4万円）は下落しており、長期トレンドは弱気示唆です。一目均衡表の雲は先行スパン1（391.5万円）が先行スパン2（446.5万円）を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 強気バイアス・シグナル：価格が14EMAの上で推移
- 強気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がプラス域で推移
- 強気バイアス・シグナル：Fisher Transformがプラス域で推移
- 弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス域で推移
Centered Oscillator Signal
- 強気バイアス・シグナル : CCI（130）はプラス域で推移しており強気示唆です。
- 強気バイアス・シグナル : Fisher（0.7）はプラス域で推移しており強気示唆です。Trigger（0.5）を上回り、買いシグナルが出ています。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD（-49822）はプラス域で推移しており弱気示唆です。Signal（-120559）を上回り、売りシグナルは出ていません。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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