6月5日の日足
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を上回り強気トレンドを示唆し、オシレーターのCCIとFisherがプラス域で推移しており、これをコンファームしています。
- 日足は、0.1%上昇した陽線を記録し、終値は390.7万円でした。週末は小幅な値動きとなり、先週金曜日からほぼ価格は変わらずでした。価格は移動平均線の上位を維持し、底堅さも見られました。
- オシレーター・インジケーターは上昇傾向が見られます。。CCIは先週から小幅に下落しましたが、プラスを維持し57で推移しています。Fisherは先週、プラス域を回復し短期で上昇傾向です。MACDはマイナス域で遅行線を上回り、上昇が続いています。インジケーターは短期で上昇しモメンタムの回復を示しています。
- ボラティリティ指数のADX（27）は下落しており、ボラティリティの低下と弱気トレンドの弱体化を示しています。
- 先週のビットコイン週足は4.1%上昇し、6週間ぶりの陽線を記録しました。長期的な視点ではチャートはまだまだ弱い状態ですが、徐々に底堅く推移し始めています。
- ビットコインは先週から下落が落ち着き、オシレーターも短期でプラス域を回復するなど相場の雰囲気が変わり始めています。本日も買われて取引が始まっており、買い需要が見られます。短期では先週の高値415万円を試す展開になっています。今週は長期移動平均線（53EMA）が推移する420万円付近まで上昇する可能性が出てきました。
価格は短期移動平均線の14EMA（389.0万円）を上回り強気示唆です。長期移動平均線の53EMA（426.3万円）は下落しており、長期トレンドは弱気示唆です。一目均衡表の雲は先行スパン1（384.7万円）が先行スパン2（446.5万円）を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 強気バイアス・シグナル：価格が14EMAの上で推移
- 強気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がプラス域で推移
- 強気バイアス・シグナル：Fisher Transformがプラス域で推移
- 弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス域で推移
Centered Oscillator Signal
- 強気バイアス・シグナル : CCI（57）はプラス域で推移しており強気示唆です。
- 強気バイアス・シグナル : Fisher（0.3）はプラス域で推移しており強気示唆です。Trigger（0.3）を下回り、買いシグナルは出ていません。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD（-98654）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Signal（-155024）を上回り、売りシグナルは出ていません。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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