ビットコイン相場分析: 連日の安値更新も終値にかけて強い買い戻し、短期的な底打ちとなるか
5月12日の日足
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を下回り弱気トレンドを示唆し、オシレーター(CCI、Fisher、MACD)がマイナス域で推移しており、これをコンファームしています。
- 日足は、1.68%下落した陰線を記録し、終値は372.6万円でした。昨日は一時342万円まで下落し年初来安値を更新しました。日中に価格が大きく下落したものの夜間にかけて買い戻され、下落幅を縮小させました。安値圏では強い値動きも見られました。
- オシレーター・インジケーターは下落傾向が変わらず。CCIは小幅に上昇し-196で推移。Fisherは7日連続で遅行線を下回り、売りシグナルが継続しています。長期オシレーターのMACDも下落が続いています。テクニカルは弱気のモメンタムを維持しています。
- ボラティリティ指数のADX(30)は変わらず上昇基調で弱気トレンドの発生を示唆しています。
- ビットコインの日足チャートは、年初来安値を更新し非常に苦しい状態です。昨日は安値から強い買い戻しがあり、反発がどこまで続くか注目です。昨日の高値390万円を超えてくると、相場の雰囲気も多少回復するでしょう。テクニカル・インジケーターは徐々に下落幅を縮小させているため、価格下落の勢いが落ち着いてきていることを示しています。
- ビットコインは短期的に反発していますが、短期の買い戻しが一巡すると再度安値を試す展開になることが予想されます。このまま安値を死守できれば短期的な底となる可能性が出てくるでしょう。ビットコインはここ2週間で25%ほど下落しやや売られすぎの水準にまで下落しています。日足RSIも売られすぎを示す30を下回り推移しています。最安値圏での売りにも注意が必要な相場になりました。

価格は短期移動平均線の14EMA(442.3万円)を下回り弱気示唆です。長期移動平均線の53EMA(487.7万円)は下落しており、長期トレンドも弱気示唆です。一目均衡表の雲は先行スパン1(437.8万円)が先行スパン2(468.6万円)を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル:価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がマイナス域で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Fisher Transformがマイナス域で推移
- 弱気バイアス・シグナル:MACDがマイナス域で推移

Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI(-196)はマイナス域で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher(-4.1)はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Trigger(-3.7)を下回り、売りシグナルが出ています。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD(-329094)はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Signal(-198540)を下回り、売りシグナルが出ています。










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