4月24日の日足
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を下回り弱気トレンドを示唆し、オシレーター（CCI、Fisher、MACD）がマイナス域で推移しており、これをコンファームしています。
- 日足は、0.1%上昇した陽線を記録し、終値は508.1万円でした。昨日は小幅に上昇しましたが、週末を通して0.6%ほど価格は下落しました。上値が重い値動きが続き、安値を探る展開が続いています。
- オシレーター・インジケーターは下落傾向が強くモメンタムが悪化しています。先週プラス域の回復が間近だったCCIは-63まで下落。FisherとMACDはマイナス域で下落しています。インジケーターは弱気トレンドを示しています。
- ADX（16）は低位で推移し、相場のトレンドが弱いことを示しています。
- ビットコインは先週の週足が1.0%上昇しました。週後半から売られ上昇幅を縮小させました。軟調な展開が続き、日足チャートは弱気に傾いています。今週の注目ポイントは、先週の安値490万円付近の値動きでしょう。安値を更新するとさらに売りが加速する可能性があります。
- 最近のビットコイン相場は米株式市場の値動きに連動することが多く、株式の値動きも注視する必要があります。本日も取引開始時間からすでに1%ほど下落しており、今週も上値が重い展開が予想されます。
価格は14EMA（517.8万円）を下回り弱気示唆です。53EMA（514.7万円）は横ばい推移で、長期トレンドは中立示唆です。一目均衡表の雲は先行スパン1（528.2万円）が先行スパン2（512.1万円）を上回り強気示唆です。
Trending Signal
・弱気バイアス・シグナル：価格が14EMAの下で推移
・弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス域で推移
・弱気バイアス・シグナル：Fisher Transformがマイナス域で推移
・弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス域で推移
Centered Oscillator Signal
弱気バイアス・シグナル : CCI（-64）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。
弱気バイアス・シグナル : Fisher（-0.2）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Trigger（0.9）を下回り、売りシグナルが出ています。
弱気バイアス・シグナル : MACD（-34732）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Signal（-14108）を下回り、売りシグナルが出ています。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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