ビットコイン相場分析: 米株に連動し上昇ムードが一転、足元では売られすぎシグナルも
4月21日の日足
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を下回り弱気トレンドを示唆し、オシレーター(CCI、MACD)がマイナス域で推移しており、これをコンファームしています。
- 日足は、1.8%下落した陰線を記録し、終値は520.4万円でした。昨日は一時今週の高値を更新し550万円を回復したものの、アメリカ時間に売られました。短期の移動平均線も下回り終値をクローズしましたが、終値直前に長い下ひげも付けています。昨日は上下に大きく動く不安定な値動きとなりました。
- オシレーター・インジケーターはプラス域を回復したものが出てきています。CCIはプラス域の回復が間近でしたが、昨日は再度下落し-10を記録。Fisherは昨日プラス域を回復し続伸しました。MACDは0ライン付近で横ばい推移しています。昨日まで上昇していたオシレーターは、上昇が一服しました。上昇のモメンタムがやや後退したことを示しています。
- ADX(15)は下落しており、相場に強いトレンドがないことを示しています。
- 昨日のビットコインは前半に強く上昇し、4%近く上昇しました。しかしアメリカ時間に米株が崩れるとビットコインも引きずられる形で下落しました。下落のタイミングもほぼ同時で、あらためて米株の値動きとの連動性が確認されました。
- 昨日は終値にかけて売られてしまったものの、足元では510万円付近から短期足で下ひげを付けており、売られすぎ感も出ています。本日は底堅い値動きが予想されます。移動平均線の上位522万円を回復できれば、来週以降に強い相場が戻ることが期待できます。

価格は14EMA(522.8万円)を下回り弱気示唆です。53EMA(515.4万円)は横ばい推移で、長期トレンドは中立示唆です。一目均衡表の雲は先行スパン1(530.9万円)が先行スパン2(512.1万円)を上回り強気示唆です。
Trending Signal
・弱気バイアス・シグナル:価格が14EMAの下で推移
・弱気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がマイナス域で推移
・強気バイアス・シグナル:Fisher Transformがプラス域で推移
・弱気バイアス・シグナル:MACDがマイナス域で推移

Centered Oscillator Signal
弱気バイアス・シグナル : CCI(-10)はマイナス域で推移しており弱気示唆です。
強気バイアス・シグナル : Fisher(0.3)はプラス域で推移しており強気示唆です。Trigger(-0.2)を上回り、買いシグナルが出ています。
弱気バイアス・シグナル : MACD(-11305)はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Signal(-170)を下回り、売りシグナルが出ています。










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