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ビットコイン相場分析: 先週は5週ぶりに下落、短期では調整局面か

ビットコイン相場分析: 先週は5週ぶりに下落、短期では調整局面か

真田雅幸

2022.04.04マーケット情報

4月3日の日足

ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を上回り強気トレンドを示唆し、オシレーター（CCI、Fisher、MACD）がプラス域で推移しており、これをコンファームしています。
日足は、1.4%上昇した陽線を記録し、終値は569.3万円でした。昨日は上髭を付けやや上値が重い日足となりました。週末2日間では小幅に上昇しました。ビットコインは580万円付近がレジスタンスとなり高値圏で揉み合う展開となっています。
オシレーター・インジケーターは引き続きプラス域で推移していますが、短期で下落傾向にあります。CCIは75で推移。Fisherは遅行線を下回り、下落が継続しています。MACDは遅行線を上回っているものの遅行線との差が縮まりつつあります。インジケーターは、強気相場を示唆していますが上昇の勢いが落ちていることも示しています。
ADX（27）は高値圏で推移しており上昇トレンドの発生を示唆しています。
ビットコインの週足は5週間ぶりの陰線を記録し0.6%下落しました。4週間連続で上昇した反動で先週は売られました。540万円台まで下落する場面がありましたが、週後半には買い戻しが入り底堅さも見られました。
ビットコインは長期足では非常に強気なチャートを形成していますが、短期では調整局面に突入しています。現在は577万円〜558万円の小幅なレンジで推移していますが、レンジを上方向に抜けるようなら強い上昇トレンドの再開が予想されます。

価格は14EMA（549.3万円）を上回り強気示唆です。53EMA（508.0万円）は上昇中で、長期トレンドも強気示唆です。一目均衡表の雲は先行スパン1（542.7万円）が先行スパン2（495.2万円）を上回り強気示唆です。

Trending Signal

・強気バイアス・シグナル：価格が14EMAの上で推移
・強気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がプラス域で推移
・強気バイアス・シグナル：Fisher Transformがプラス域で推移
・強気バイアス・シグナル：MACDがプラス域で推移

Centered Oscillator Signal

強気バイアス・シグナル　:　CCI（75）はプラス域で推移しており強気示唆です。
強気バイアス・シグナル　:　Fisher（1.1）はプラス域で推移しており強気示唆です。Trigger（1.5）を下回り、買いシグナルは出ていません。
強気バイアス・シグナル　:　MACD（254787）はプラス域で推移しており強気示唆です。Signal（237252）を上回り、買いシグナルが出ています。

ビットコイン相場分析: 先週は5週ぶりに下落、短期では調整局面か