3月4週の週足
- 先週のBTC対円の週足は昨年11月ぶりに8週間移動平均線（8EMA）の上位を回復しました。買われる流れが継続し、今週も高値で取引され520万円を突破しました。
- ビットコインはここ数週間、安値を切り上げる強気のチャートパターンを形成していました。現在は、1月からのレジスタンスである520万円から530万円の上値抵抗を試す値動きが見られます。レジスタンスはすでに何度も試していることから今回は上方にブレイクする可能性が高いでしょう。
- 週足は、今週も強い形をしており強気相場が維持されています。テクニカルのポイントとしては、先週8EMAの上位に浮上できたことが大きいでしょう。引き続き週足では上値を追う展開が予想されます。
3月23日の日足
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を上回り強気トレンドを示唆し、オシレーター（CCI、Fisher、MACD）がプラス域で推移しており、これをコンファームしています。
- 日足は、1.1%上昇した陽線を記録し、終値は519.7万円でした。価格は一時507万円まで下落する場面がありましたが、終値にかけて買い戻されました。底堅い推移が続き、強いプライスアクションが見られます。
- オシレーターは全てプラス域で推移しています。CCIは148で推移。FisherとMACDはプラス域で遅行線を上回り上昇中です。長短期のオシレーターが上昇しており、テクニカルは価格の上昇を予想しています。
- ADX（15）は低位で推移していますが、足元で上昇しており強気トレンドの発生を匂わせています。
- ビットコインは2日連続の陽線を記録し継続的に買われています。このままの勢いで530万円のレジスタンスを超えることができれば、上昇トレンドが発生するでしょう。
- 価格は一目均衡表の雲を抜け、遅行線も日足の上位で推移しています。テクニカルは強気を示唆するインジケーター一色となり、上昇のモメンタムが発生している相場状態を示しています。
価格は14EMA（488.8万円）を上回り強気示唆です。53EMA（479.5万円）は上昇中で、長期トレンドも強気示唆です。一目均衡表の雲は先行スパン1（480.6万円）が先行スパン2（463.0万円）を上回り強気示唆です。
Trending Signal
・強気バイアス・シグナル：価格が14EMAの上で推移
・強気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がプラス域で推移
・強気バイアス・シグナル：Fisher Transformがプラス域で推移
・強気バイアス・シグナル：MACDがプラス域で推移
Centered Oscillator Signal
強気バイアス・シグナル : CCI（148）はプラス域で推移しており強気示唆です。
強気バイアス・シグナル : Fisher（2.3）はプラス域で推移しており強気示唆です。Trigger（2.0）を上回り、買いシグナルが出ています。
強気バイアス・シグナル : MACD（113136）はプラス域で推移しており強気示唆です。Signal（58113）を上回り、買いシグナルが出ています。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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