3月14日のビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を上回り強気トレンドを示唆し、オシレーターのCCIがプラス域で推移しており、これをコンファームしています。
昨日のビットコインは5.3%上昇した陽線を記録しました。週明け月曜日は底堅い値動きとなり、終値は469.2万円でした。
日足の値動きは、終値が移動平均線の上位に浮上しました。価格は一時472万円まで上昇し長期移動平均線（53EMA）にタッチしました。強いプライスアクションが見られました。
オシレーター・インジケーターは反転の兆しを見せており、CCIはプラス域を回復。Fisherはマイナス域で上昇に転じています。MACDは昨日ゴールデンクロスが発生しています。テクニカルは、弱気のモメンタムが後退していることを示唆しています。
ADX（16）は下落しており、相場の方向感が弱いことを示唆しています。ボラティリティの下落により、トレンドフォロー系のインジケーターが機能しづらい要因になっています。
ビットコインは昨日、強めに買われましたが引き続きレンジの範囲内で推移しています。先週の高値490万円を超えることができるかが重要なポイントとなります。まずは14EMA（460万円）の上位を維持したいところです。
強い方向感がないため昨日の上昇の反動から本日はすでに2%ほど下落しています。日足のレンジを抜けるまでは不安定な値動きが予想されます。
価格は14EMA（460.2万円）を上回り強気示唆です。53EMA（472.6.万円）は下落しており,
長期トレンドは弱気示唆です。一目均衡表の雲は先行スパン1（460.2万円）が先行スパン2（453.6万円）を上回り強気示唆です。
Trending Signal
・強気バイアス・シグナル：価格が14EMAの上で推移
・強気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がプラス域で推移
・弱気バイアス・シグナル：Fisher Transformがマイナス域で推移
・弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス域で推移
Centered Oscillator Signal
強気バイアス・シグナル : CCI（1）はプラス域で推移しており強気示唆です。
弱気バイアス・シグナル : Fisher（-0.5）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Trigger（-0.5）を上回り、売りシグナルは出ていません。
弱気バイアス・シグナル : MACD（-28448）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Signal（-28386）を上回り、売りシグナルは出ていません。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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