2月2日のビットコインの日足終値は移動平均線を下回り弱気トレンドを示唆し、オシレーターのCCIとMACDがマイナス域で推移しており、これをコンファームしています。
昨日のビットコインは4.9%下落した陰線を記録しました。3日ぶりに下落し価格は再び移動平均線を下回りました。終値は422.3万円でした。
オシレーターのCCIは-42で推移。Fisherは本日からデスクロスが発生し、下落しています。MACDはマイナス域で遅行線を上回り推移しています。
ADX（45）は下落しており弱気トレンドの弱体化を示唆しています。
昨日のビットコインは久々に強く売られました。価格が移動平均線を下回ったことで弱い値動きが見られました。
上昇していたオシレーターも短期で下落に転じ、モメンタムの低下が確認されています。プラス域を回復していたFisherは反落しました。
ビットコインは昨日の下落でテクニカルが悪化しました。ここ数日は底堅く推移し徐々に安値を切り上げていましたが、450万円付近から上値が重くなりました。現在はモメンタムが下落方向に推移しており、再度下落に注意が必要な相場です。
昨日のビットコイン（BTC）の日足終値は、前日から4.9%下落した422.3万円でした。価格は14EMA（440.3万円）を下回り弱気示唆です。53EMA（496.4万円）は下落中で長期トレンドも弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（435.9万円）が先行スパン2（487.0万円）を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
・弱気バイアス・シグナル：価格が14EMAの下で推移
・弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス域で推移
・強気バイアス・シグナル：Fisher Transformがプラス域で推移
・弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス域で推移
Centered Oscillator Signal
弱気バイアス・シグナル : CCI（-42）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。
強気バイアス・シグナル : Fisher（1.0）はプラス域で推移しており強気示唆です。Trigger（0.9）を上回り、買いシグナルが出ていましたが、本日デスクロスが発生しています。
弱気バイアス・シグナル : MACD（-200787)はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Signal（-237528）を上回り、売りシグナルは出ていません。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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