1月31日のビットコインの日足終値は移動平均線を上回り強気トレンドを示唆し、オシレーターのFisherがプラス域で推移しており、これをコンファームしています。
昨日のビットコインは1.4%上昇した陽線を記録しました。週明けの取引開始直後に売られる場面がありましたが、終値にかけて買い戻されました。終値は443.2万円でした。
オシレーターのCCIは-31で推移。Fisherは昨日プラス域を回復しました。MACDはマイナス域で上昇中です。
ADX（46）は下落しており弱気トレンドの弱体化を示唆しています。
昨日のビットコインの値動きは、底堅い値動きとなり、買い需要の継続が見られました。昨日も安値から押し目買いが入り、下ひげを付けた日足となりました。移動平均線も僅かに上回りました。
オシレーターは上昇傾向が続き、モメンタムは回復しています。Fisherがプラス域に突入するなど、短期では強気を示唆するインジケーターが出てきました。テクニカルでは強い売りシグナルは解消されています。
ビットコインは週明け直後から売られる展開となり、安値を試す流れかと思われましたが底堅く推移しました。移動平均線も約1ヶ月ぶりに上回り、相場の雰囲気は変わりつつあります。チャートは徐々に上向きつつあり、トレンド転換を匂わす展開になっています。過度な下落への警戒は必要ない状況と言えるでしょう。
昨日のビットコイン（BTC）の日足終値は、前日から1.4%上昇した443.2万円でした。価格は14EMA（442.8万円）を上回り強気示唆です。53EMA（501.3万円）は下落中で長期トレンドは弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（427.2万円）が先行スパン2（487.0万円）を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
・強気バイアス・シグナル：価格が14EMAの上で推移
・弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス域で推移
・強気バイアス・シグナル：Fisher Transformがプラス域で推移
・弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス域で推移
Centered Oscillator Signal
弱気バイアス・シグナル : CCI（-31）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。
強気バイアス・シグナル : Fisher（0.4）はプラス域で推移しており強気示唆です。Trigger（-0.7）を上回り、買いシグナルが出ています。
弱気バイアス・シグナル : MACD（-220830）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Signal（-258145）を上回り、売りシグナルは出ていません。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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