1月30日のビットコインの日足終値は移動平均線を下回り弱気トレンドを示唆し、全てのオシレーターがマイナス域で推移しておりこれをコンファームしています。
昨日のビットコインは0.7%下落し、陰線を記録しました。8日ぶりの陰線となり、終値は437.0万円でした。
オシレーターのCCIは-37で推移。Fisherはマイナス域で上昇しています。MACDは週末にゴールデンクロスが発生し、遅行線を上回りました。
ADX（46）は下落し始めており弱気トレンドの弱体化を示唆しています。
昨日のビットコインの値動きは上値が重い展開となり、約1週間ぶりに陰線を記録しました。移動平均線を超えることができず売られる結果となりました。
オシレーターは短期で上昇に転じており、モメンタムの改善が見られました。MACDがゴールデンクロスした点は大きなテクニカルの変化です。全体としてはまだマイナス域で推移し、弱気トレンドを示唆しています。
先週のビットコインは底堅い値動きとなり、週足で5.6%上昇しました。テクニカルは改善傾向にあるものの、チャートは高値を切り下げた形を維持しています。週明けの値動きは、足元で売られておりすでに2.5%ほど下落しています。短期の利益を確定する動きが見られ、安値からの反発に一服感があります。今週は安値を再度試す展開が予想されます。
昨日のビットコイン（BTC）の日足終値は、前日から0.7%下落した437.0万円でした。価格は14EMA（442.7万円）を下回り弱気示唆です。53EMA（503.6万円）は下落中で長期トレンドも弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（436.3万円）が先行スパン2（487.0万円）を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
・弱気バイアス・シグナル：価格が14EMAの下で推移
・弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス域で推移
・弱気バイアス・シグナル：Fisher Transformがマイナス域で推移
・弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス域で推移
Centered Oscillator Signal
弱気バイアス・シグナル : CCI（-37）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。
弱気バイアス・シグナル : Fisher（-0.0）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Trigger（-0.7）を上回り、売りシグナルは出ていません。
弱気バイアス・シグナル : MACD（-241621）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Signal（-267476）を上回り、売りシグナルは出ていません。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
.jpg&w=3840&q=70)
.jpg&w=3840&q=70)