11月3日のビットコインの日足終値は移動平均線を上回り強気トレンドを示唆し、全てのオシレーターがプラス域で推移しておりこれをコンファームしています。
昨日のビットコインは0.3%下落した陰線を記録しました。価格は一時700万円を下回る場面がありましたが、終値にかけて回復しました。終値は716.4万円でした。
オシレーター・インジケーターではCCIが39で推移。Fisherが週末にプラス域を回復。MACDは引き続き下落中です。
ADX（35）は下落しており相場の方向感が弱くなっています。
ビットコイン価格は移動平均線の上位で推移し底堅く推移していますが、短期では720万円付近の上値抵抗を抜けるのに苦労しています。昨日は価格が急落する場面もあり短期では不安定な値動きも見られました。
オシレーターは短期で上昇、長期で下落しており強いシグナルがありません。価格調整相場が続いていることを示しています。
ビットコイン相場はモメンタムが上がりきらず停滞気味です。週足は上昇しており値動き自体は悪くないものの、上値も重い状態が続いています。このまま上値が重ければ、一度強く押し短期筋のふるい落し相場に発展する展開も予想されます。
昨日のビットコイン（BTC）の日足終値は、前日から0.3%下落した717.2万円でした。価格は14EMA（698.8万円）を上回り強気示唆です。53EMA（625.8万円）は上昇中で長期トレンドも強気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（689.6万円）が先行スパン2（599.6万円）を上回り強気示唆です。
Trending Signal
・強気バイアス・シグナル：価格が14EMAの上で推移
・強気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がプラス域で推移
・強気バイアス・シグナル：Fisher Transformがプラス域で推移
・強気バイアス・シグナル：MACDがプラス域で推移
Centered Oscillator Signal
強気バイアス・シグナル : CCI（77）はプラス域で推移しており強気示唆です。
強気バイアス・シグナル : Fisher（0.7）はプラス域で推移しており強気示唆です。Trigger（0.2）を上回り買いシグナルが出ています。
強気バイアス・シグナル : MACD（261129）はプラス域で推移しており強気示唆です。Signal（311130）を下回り買いシグナルは出ていません。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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