11月1日のビットコインの日足終値は移動平均線を上回り強気トレンドを示唆し、オシレーターのCCIとMACDがプラス域で推移しておりこれをコンファームしています。
昨日のビットコインは0.6%下落し3日連続の陰線を記録しました。価格は移動平均線の上位を維持しています。終値は696.3万円でした。
オシレーターは下落と上昇まちまちです。CCIは下落し1で推移。Fisherは上昇しています。MACDはプラス域で下落が継続しています。
ADX（37）は下落しており相場の上昇トレンドが弱い状態を示唆しています。
昨日のビットコインは一時713万円万円まで上昇する場面がありましたが、その後は上値が重い展開となり最終的には小幅な下落となりました。いい週のスタートを切りたかったビットコインですが、日足は続落しました。
現在オシレーターは強い方向感を示せていません。CCIは本日からマイナス域に突入するなど弱気に傾いています。上昇しているFisherですがまだマイナス域で推移しています。テクニカルは強いシグナルがなくポジションが取りづらい状況です。
ビットコインの価格は移動平均線を上回り値動き自体は悪くはないものの上昇の推進力に強さが欠けています。このまま上値が重い状況が続けばもう一段押す展開も予想されます。相場を動かすモメンタムがなく暫くは先週のレンジである720万円から670万円の間で推移しそうです。
昨日のビットコイン（BTC）の日足終値は、前日から0.6%下落した696.3万円でした。価格は14EMA（692.5万円）を上回り強気示唆です。53EMA（618.6万円）は上昇中で長期トレンドも強気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（686.4万円）が先行スパン2（599.6万円）を上回り強気示唆です。
Trending Signal
・強気バイアス・シグナル：価格が14EMAの上で推移
・強気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がプラス域で推移
・弱気バイアス・シグナル：Fisher Transformがマイナス域で推移
・強気バイアス・シグナル：MACDがプラス域で推移
Centered Oscillator Signal
強気バイアス・シグナル : CCI（1）はプラス域で推移しており強気示唆です。
弱気バイアス・シグナル : Fisher（-0.1）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Trigger（-0.4）を上回り売りシグナルは出ていません。
強気バイアス・シグナル : MACD（267328）はプラス域で推移しており強気示唆です。Signal（337748）を下回り買いシグナルは出ていません。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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