6月24日のビットコインの日足終値は移動平均線を下回り弱気トレンドを示唆し、すべてのオシレーターがマイナス域で推移しておりこれをコンファームしています。
昨日のビットコインは2.6%上昇し3日連続の陽線を記録しました。今週は安値319万円を記録した後、強い買い戻しが入っています。昨日の終値は384.3万円でした。
下落していたオシレーターは短期で上昇しています。CCIは-64まで上昇しました。Fisherでは昨日ゴールデンクロスが発生し売りシグナルが解消されました。MACDでも本日ゴールデンクロスが発生しています。
ADX（37）は下落しておりトレンドが弱くなっていることを示唆しています。
ビットコインは今週火曜日に強く売られたことで売り圧力が減少し、現在は上値が軽い展開になっています。このまま移動平均線が推移する390万円を回復できるかに注目です。下落していたオシレーターが上昇し始めるなどモメンタムの回復も確認されています。長期オシレーターのMACDが本日ゴールデンクロスしており、強気筋に有利な強いシグナルが発生しています。
本日は月末の最終金曜日になるためポジションの整理が行われる可能性があり、ボラティリティが上昇する可能性があります。
ビットコインは短期で買われる傾向が強くなっており、週末も底堅く推移するなら来週から再び上昇機運が高まることが予想されます。
昨日のビットコイン（BTC）の日足終値は、前日から2.6%上昇した384.3万円でした。価格は14EMA（391.4万円）を下回り弱気示唆です。53EMA（445.2万円）は下落中で長期トレンドも弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（385.0万円）が先行スパン2（483.7万円）を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
・弱気バイアス・シグナル：価格が14EMAの下で推移
・弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス域で推移
・弱気バイアス・シグナル：Fisher Transformがマイナス域で推移
・弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス域で推移
Centered Oscillator Signal
弱気バイアス・シグナル : CCI（-64）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。
弱気バイアス・シグナル : Fisher（-1.4）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Trigger（-1.5）を上回り売りシグナルは出ていません。
弱気バイアス・シグナル : MACD（-174427）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Signal（-168267）を下回り売りシグナルが発生しています。本日ゴールデンクロスが発生しています。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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