6月22日のビットコインの日足終値は移動平均線を下回り弱気トレンドを示唆し、すべてのオシレーターがマイナス域で推移しておりこれをコンファームしています。
昨日のビットコインは2.8%上昇した陽線を記録しました。価格は一時319万円まで下落し底割れしたものの、買い戻しが入り終値にかけて上昇しました。終値は359.0万円でした。
オシレーターは下落傾向にあり弱気を示唆しています。CCIは-173まで下落しました。FisherとMACDはマイナス域で下落が続いており売りシグナルが点灯中です。
ADX（37）は上昇しており弱気トレンドを示唆しています。
ビットコインは昨日、間近安値を割り込み一時8%ほど下落しましたが、その後急反発しました。オシレーター系インジケーターはマイナス域で推移しておりテクニカル的にはまだ売りが推奨されています。一方、昨日は底値から10%上昇し、下ひげを付けたローソク足を記録し相場の反転を示唆する強いシグナルが発生しました。
昨日は底値を試し最後の売りを誘う値動きになりました。ビットコイン相場では安値を割った後に強く反発しトレンドが反転することが多々あります。短期の売りが出尽くしたとみられ本日もすでに4%ほど上昇しています。テクニカル的にはまだ弱含んでいますが、相場は反転の兆しがあり週後半は上値が軽い展開が予想されます。
昨日のビットコイン（BTC）の日足終値は、前日から2.8%上昇した359.0万円でした。価格は14EMA（395.3万円）を下回り弱気示唆です。53EMA（450.4万円）は下落中で長期トレンドも弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（387.3万円）が先行スパン2（484.7万円）を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
・弱気バイアス・シグナル：価格が14EMAの下で推移
・弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス域で推移
・弱気バイアス・シグナル：Fisher Transformがマイナス域で推移
・弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス域で推移
Centered Oscillator Signal
弱気バイアス・シグナル : CCI（-173）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。
弱気バイアス・シグナル : Fisher（-1.4）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Trigger（-0.9）を下回り売りシグナルが点灯しています。
弱気バイアス・シグナル : MACD（-182337）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Signal（-162541）を下回り売りシグナルが発生しています。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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