12月8日のビットコインの日足終値は移動平均線を下回り弱気トレンドを示唆し、オシレーターはプラス域で推移しておりこれを否定しています。
ビットコインは昨日やや強めに売られ4.4%の下落を記録しました。高値圏のもみ合いから反落した形になりました。ここ1週間ほど続いていたレンジを下に抜けつつあり190万円付近まで値落ちしています。
オシレーターはプラス域を維持している一方で着実にマイナス域に近づきつつあります。CCIは本日の始値からマイナス域に突入しています。Fisherでは昨日デスクロスが発生し買いシグナルが解消されています。FisherとMACD共に下落しており相場のモーメンタムは下落方向に推移していることを示しています。
ADX（35）は引き続き下落しており上昇トレンドの弱体化を示唆しています。
ビットコインは昨日、終値ベースで移動平均線を下回り上昇トレンドの継続に黄色信号が灯りました。短期のモーメンタムは明確に下方に動いており売り手に有利な相場が到来しています。今後の注目ポイントはどこまで押すかという点になりそうです。11月25日に記録した175万円付近までの押し目は高い確率で発生しそうです。
昨日のビットコイン（BTC）の日足終値は、前日から4.4%下落した191.0万円でした。価格は14EMA（193.9万円）を下回り弱気示唆です。53EMA（170.3万円）は上昇中で長期トレンドは強気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（192.2万円）が先行スパン2（163.5万円）を上回り強気示唆です。
Trending Signal
・弱気バイアス・シグナル：価格が14EMAの下で推移
・強気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がプラス域で推移
・強気バイアス・シグナル：Fisher Transformがプラス域で推移
・強気バイアス・シグナル：MACDがプラス域で推移
Centered Oscillator Signal
強気バイアス・シグナル : CCI（21）はプラス域で推移しており強気示唆です。
強気バイアス・シグナル : Fisher（1.3）はプラス域で推移しており強気示唆です。Trigger（2.2）を下回り買いシグナルは出ていません。
強気バイアス・シグナル : MACD（83936）はプラス域で推移しており強気示唆です。Signal（97816）を下回り買いシグナルは出ていません。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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