ビットコイン相場分析 : 190万円台を回復し強い値動きが継続も相場はやや過熱傾向か
11月24日のビットコインの日足終値は移動平均線を上回り強気トレンドを示唆し、すべてのオシレーターがプラス域で推移しておりこれをコンファームしています。
ビットコインは昨日小幅に上昇し終値を190万円台に戻しました。ドル建てでは価格が1.9万ドルに到達し年初来高値を更新しています。高値を追う強いプライスアクションが継続しています。
短期でオシレーターは下降傾向にあり上昇の勢いが減退していることを示唆しています。ここ数ヶ月間はオシレーターの下落が相場の押し目となり価格の上昇に繋がっていました。今週もこの流れを引き継いでいるか注目です。Fisherは本日の始値から高値圏で再びゴールデンクロスが発生しています。ここ数日間下落していたMACDも横ばい推移に転じています。ADX(54)は強いトレンドの発生を支持しているものの今週は下落しています。ボラティリティの低下を示しています。
ビットコインは200万円到達が現実味を帯びる価格でコンソリデーションしています。底堅い値動きが継続しており、積極的に売っていく相場ではありません。一方、価格は歴代最高値圏で推移しており短期では上値余地が限られていると予想されます。昨日は低位のアルトコインにも強い買いが入るなど相場に過熱感もみられました。現物を保有している場合はショートでヘッジするなどして、ある程度利益を確定させる動きが推奨されます。プライスアクションは強さを維持していますが、引き続き高値警戒感は持って相場に臨みたいところです。
昨日のビットコイン(BTC)の日足終値は、前日から1.8%上昇した191.6万円でした。価格は14EMA(180.4万円)を上回り強気示唆です。53EMA(153.3万円)は上昇中で長期トレンドも強気です。一目均衡表の雲は先行スパン1(174.2万円)が先行スパン2(153.9万円)を上回り強気示唆です。
Trending Signal
・強気バイアス・シグナル:価格が14EMAの上で推移
・強気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がプラス域で推移
・強気バイアス・シグナル:Fisher Transformがプラス域で推移
・強気バイアス・シグナル:MACDがプラス域で推移
Centered Oscillator Signal
強気バイアス・シグナル : CCI(101)はプラス域で推移しており強気示唆です。
強気バイアス・シグナル : Fisher(2.0)はプラス域で推移しており強気示唆です。Trigger(2.3)を下回り買いシグナルは出ていません。
強気バイアス・シグナル : MACD(128340)はプラス域で推移しており強気示唆です。Signal(123105)を上回り買いシグナルが発生しています。