日足は移動平均線下回る、対ドルは2万9000ドル割れ
8月16日
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を下回り弱気トレンドを示唆していますが、オシレーターは足元でプラスで推移し、強気のモメンタムを示唆しています。
- 昨日のビットコインは1.1%下落し、終値は421.2万円でした。今週は火曜日から上値が重くなり、現在は2日連続の陰線を記録しています。昨日は約1週間ぶりに短期移動平均線を下回り、弱気のプライスアクションとなりました。価格は一時417万円まで下落する場面もありました。
- オシレーターはプラスを維持していますが足元で下落しています。CCIは現在35で推移しています。Fisherでは昨日デスクロスが発生しました。MACDは遅行線の上位を維持していますが、下落し始めています。
- 上昇していたADX(22)は再度下落し、ボラティリティの減少を示しています。
- 週次のビットコインは昨日下落したことでマイナスとなりました。価格は移動平均線を下回り、オシレーターも下落していることからテクニカル指標は弱気に傾いています。ボラティリティはまだ上昇していませんが、長期移動平均線を下回り410万円を割り込むようなら、下方向への動きが加速する可能性があります。対ドルのビットコインは2万9000ドルを下回り、ここ1ヶ月半の安値で推移しています。相場は徐々に弱気相場入りを匂わせており、週後半にかけての続落に警戒です。
価格は14EMA(423.1万円)を下回り弱気示唆です。53EMA(417.3万円)は上昇しており長期トレンドは強気です。一目均衡表の雲は先行スパン1(421.9万円)が先行スパン2(429.5万円)を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
・弱気バイアス・シグナル:価格が14EMAの下で推移
・強気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がプラス域で推移
・強気バイアス・シグナル:Fisher Transformがプラス域で推移
・強気バイアス・シグナル:MACDがプラス域で推移
Centered Oscillator Signal
強気バイアス・シグナル : CCI(35)はプラス圏で推移しており強気示唆です。
強気バイアス・シグナル : Fisher(1.3)はプラス圏で推移しており強気示唆です。Trigger(2.1)を下回り、買いシグナルは出ていません。
強気バイアス・シグナル : MACD(17692)はプラス圏で推移しており強気示唆です。Signal(12174)を上回り、買いシグナルが出ています。