再度630万円台では上値重くなる、調整局面は終盤へ
12月21日
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を上回り強気トレンドを示唆し、オシレーターは上昇傾向となり、強気のモメンタムを示しています。
- 昨日のビットコインは0.4%下落し、終値は624.0万円でした。4日ぶりの陰線となり、今週初めて日足がマイナスになりました。昨日も630万円台に上昇したところで上値が重くなりました。
- オシレーターは足元で上昇しています。CCIはプラスを維持し53で推移。Fisherは昨日プラスを回復しました。長期オシレーターのMACDはプラス圏で遅行線を下回っています。
- ボラティリティ指数のADX(23)は足元で下落しており、強気トレンドの弱体化を示唆しています。
- 今週のビットコインはここまで底堅い動きとなっていましたが、昨日は高値圏で上値が重い動きが目立ちました。再び630万円台を維持することができず、高値警戒を一層印象付ける展開となりました。今週は週始めに上昇したため、週末を前に利益を確定する動きが出ています。日足のテクニカルは強気を維持も短期では方向感が弱い状態にあり、不透明感が強い相場です。ADXは20近辺まで下落し、一目均衡表の遅行線が日足に近づいていることから、相場の調整局面の終わりは近いと予想されます。来週には相場が大きく動き出す可能性があります。調整局面が終わるとボラティリティが上昇することが多いため、買い・売り共に大きなリスクを取ったポジションには注意です。
- 価格は14EMA(610.7万円)を上回り強気示唆です。53EMA(569.1万円)は上昇しており、長期トレンドは強気です。一目均衡表の雲は先行スパン1(605.3万円)が先行スパン2(584.1万円)を上回り強気示唆です。
Trending Signal
- 強気バイアス・シグナル:価格が14EMAのプラスで推移
- 強気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がプラス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル:Fisher Transformがプラス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル:MACDがプラス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 強気バイアス・シグナル : CCI(53)はプラス圏で推移しており強気示唆です。
- 強気バイアス・シグナル : Fisher(0.1)はプラス圏で推移しており強気示唆です。Trigger(-0.6)を上回り、買いシグナルが出ています。
- 強気バイアス・シグナル : MACD(116984)はプラス圏で推移しており強気示唆です。Signal(147363)を下回り、買いシグナルは出ていません。