暗号資産の下落に連動するように関連企業の株価も軒並み下落、コインベースは上場来安値を更新
今年に入りビットコインをはじめとする暗号資産(仮想通貨)の価格下落が目立つが、関連企業の株価にも影響を及ぼすようになっている。ビットコイン価格は去年の最高値6.8万ドルから約50%下落、イーサリアムも4800ドルから55%ほど下落している。
米国の株式市場では、コインベースとロビンフッドの株価が今週、最安値を更新している。どちらも昨年ナスダックに上場している。コインベースは世界最大の仮想通貨取引所として知られ、ロビンフッドは株取引に加え仮想通貨の取引サービスにも力を入れている企業だ。
コインベースの株価は今週月曜日、一時162ドルを記録し上場来安値を更新した。コインベースは昨年4月の上場時の価格を一度も超えることができていない。上場時の価格からは約60%下落している。
ロビンフッドも今週は冴えない値動きとなり、上場来安値となる11ドルを記録した。同社は昨年7月に上場し、8月に高値85ドルを記録している。現在価格は高値から86%下落している。
コインベースとロビンフッドの株価の動きは仮想通貨市場と連動しているが、米国の株式市場の下落の影響もある。米国の主要株価指数も今年に入り10%〜15%下落しており、世界的なリスクオフムードがあらゆる市場に広がっている。










.jpg&w=3840&q=70)

.jpg&w=3840&q=70)