コインベース、社員のリフレッシュ休暇のために4週間を用意
米取引所のコインベースが社員のリフレッシュ休暇を用意するため全社機能を一斉に停止するプランを決定した。全社機能を停止することで社員が完全に仕事から離れることができる環境を作ることが狙いだ。
リフレッシュ期間はおよそ4週間で1四半期毎に1週間用意する予定だ。カスタマーサポートやセキュリーチームなどの24時間365日体制で動く部門は個別に休暇を与える形になる。
コインベースはブログを公開し、仕事環境が非常にハードであることを明かしている。暗号資産(仮想通貨)業界のトップを走るために社員それぞれに高い目標を課している。社員はチームであるが家族ではなく、能力以上の成果を求める企業風土があることも公表した。
コインベースは昨年、ナスダックに上場しており社員にとっては忙しい一年になった。ブログ内では、「4週間という休暇は急成長を遂げる企業にとって長い期間だが、過酷な仕事に取り組む社員には休息期間が必要で、今後の企業活動を持続的に行うために必要だ」と記されている。
コインベースはリモートワークを推奨しているが、オフィスワークを選ぶこともできる業務環境を構築している。このワークスタンスが功を奏し、世界中から優秀な人材の確保に成功している。
コインベースは昨年、リモートワーク推奨に合わせてサンフランシスコにある本社オフィスを引き払うことを決めている。オフィスは22年中に引き払う予定だ。










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