後発ビットコインETFは取引量が少なく市場の興味はすでに去ったか?
VanEckのビットコイン先物ETFが11月16日に取引が開始された。The VanEck Bitcoin Strategy ETF (XBTF)は米先物取引所のCBOEに上場し、デイリーボリュームは460万ドル だった。
先月10月19日にProSharesが提供するビットコイン先物ETFが初めて取引開始された時は、市場が盛り上がりデイリーボリュームは10億ドルを記録した。ProSharesのETFは、全ETF商品の中でトップ2%に入るほどの取引量があったが、VanEckのETFは低調なスタートだったと言える。
VanEckは手数料が安いことを売りにしており今後は取引が伸びてくると予想するアナリストもいる。ETFの取引を開始する市場のタイミングも悪かったことも初日の取引が伸びなかった要因だとも指摘されている。間近ビットコインの値動きは770万円を付けた後に上昇トレンドがピークアウトし、一昨日価格は約5%下落し700万円を割り込んでいる。

VanEckはビットコインの現物をベースにしたETFの提供も計画していたが、米証券取引委員会(SEC)は現物ETFの提供を認めなかった。今年は念願の初ETFが上場したが、現物ETFの取引開始はまだ先になりそうだ。
ビットコインは今週、SegWit以来約4年ぶりとなるソフトフォークのTaprootがアクティベートされた。先物ETFも上場し好材料が出尽くしたことで間近の市場は売られる傾向が強くなっている。










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