Robinhoodの暗号資産ウォレットを利用するユーザーは推定160万人、市場が急成長している証
ヤフーファイナンスが開催するイベントにRobinhoon Cryptoのクリスティーン・ブラウンCCOが登壇した。急成長を続ける暗号資産(仮想通貨)事業について語った。
ブラウン氏は、Robinhoodの今年上半期の売り上げが好調だった要因がDogecoin(DOGE)の盛り上がりが大きかったことを認めた。次のDOGEとなるようなコインの上場を模索しているとしながらも、長期的な顧客の安全性やレギュレーションを考慮しながら慎重に銘柄選定しているとした。
最近話題の犬コイン「Shiba Inu(SHIB)」を上場して欲しいとの声は大きくコミュニティが成長していることを明かした。仮想通貨投資は株式投資と違い、コインに関わるコミュニティのコミットメントが投資判断をする上で重要な指標になるとの独自見解も示した。
話題になるコインを次々と上場する取引所が多い中、Robinhoodは新規上場には慎重な姿勢を維持している。Robinhoodは今週、ハッキングによりメールアドレスや顧客の個人情報が流出したことを発表しており、今後はより一層のセキュリティが求められる。
Robinhoodはユーザーが自由にブロックチェーンを使って送金できるウォレットを提供する予定で、約160万ユーザーが利用を待っている状態だ。同社の仮想通貨関連事業の社員は1年前と比べて10倍に増えておりプロダクトの開発が急ピッチで進められている。
ブラウン氏は明言は避けたもののNFT関連のプロダクトが今後登場することを匂わせた。NFTは投資としてのハードルを下げ、音楽やアートを通じ若い世代を市場に呼び込むだろうと語った。アメリカでは今年、ビットコインETFの取引が開始されるなど新規の機関投資家の参入もあり、市場は今後今まで以上に盛り上がるだろうと予想した。










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