12月7日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を下回り、短期トレンドは弱気を示唆しています。短期オシレーターは短期でプラスで推移し、強気のモメンタムを示しています。
- 昨日のビットコインは1.2%上昇し、終値は1406万円でした。先週の金曜日に価格が大きく下落し、移動平均線を下回りました。足元ではやや弱い値動きとなっています。
- オシレーター系インジケーターは、短期でプラスで推移しています。CCIは週末にマイナスになる場面もありましたが、昨日はプラス圏で遅行線を下回っています。長期オシレーターのMACDはマイナス圏で上昇しています。
- ボラティリティ指数のADX（30）は下落傾向にあり、トレンドの弱体化を示唆しています。
- 先週のビットコインは0.4%下落した陰線を記録しました。2週連続のプラスとはなりませんでしたが、価格は1400万円台を維持しています。先週は一時1300万円近辺まで下落する動きがありましたが、即座に買い戻されました。安値圏は底堅くなっており、ADXも本日から30を下回り、弱気トレンドは終了に向かっています。長期的な買いも入りやすい状況です。短期では方向感が弱くなっており、今週の前半の相場は日足が移動平均線の上位を再度回復できるか注目です。
- 価格は14EMA（1412万円）を下回り弱気示唆です。53EMA（1510万円）は下落傾向で、長期トレンドは弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（1425万円）が先行スパン2（1524万円）を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル：価格が14EMAの下で推移
- 強気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がプラス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル：Fisher Transformがプラス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 強気バイアス・シグナル : CCI（5）はプラス圏で推移しており強気示唆です。
- 強気バイアス・シグナル : Fisher（0.3）はプラス圏で推移しており強気示唆です。遅行線のTrigger（0.6）を下回り、買いシグナルは出ていません。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD（-327560）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のSignal（-426385）を上回り、売りシグナルは出ていません。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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