11月18日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を下回り、短期トレンドは弱気を示唆しています。短期オシレーターはマイナスで推移し、モメンタムの低下を示しています。
- 昨日のビットコインは0.9%上昇し、終値は1446万円でした。日足は3日ぶりの陽線を記録しました。まだ安値圏で推移していますが、下ひげを付けるローソク足となりました。
- オシレーター系インジケーターは、短期で下落傾向で推移しています。CCIは売られ過ぎ圏の155-で推移。Fisherはマイナス圏で遅行線を下回っています。長期オシレーターのMACDでは売りシグナルが継続しています。
- ボラティリティ指数のADX（33）は20を上回り、弱気トレンドの発生を示唆しています。
- ビットコインは昨日小幅ではあるものの、ようやく陽線を記録しました。ここ8日間でみると陽線は2日だけとなり、売りが強い状況が続いています。昨日は安値圏から買い戻される動きがあり、下落方向への動きが鈍化する可能性があります。オシレーターは短期で引き続き売られ過ぎ圏で推移し、買い戻しの流れが来てもおかしくない状況です。長期では弱気トレンドの形となっていますが、今週後半は反発を期待したいところです。
- 価格は14EMA（1529万円）を下回り弱気示唆です。53EMA（1628万円）は下落傾向で、長期トレンドも弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（1553万円）が先行スパン2（1640万円）を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル：価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Fisher Transformがマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI（-155）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher（-2.6）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のTrigger（-2.2）を下回り、売りシグナルが出ています。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD（-604577）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のSignal（-456759）を下回り、売りシグナルが出ています。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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