相場は安値を死守した形に、1220万円台から買い戻し入る

3月4日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を下回り、短期トレンドは弱気を示唆していますが、オシレーターは足元で反発の兆しがあり、モメンタムの回復が示唆されています。
- 昨日のビットコインは1.3%上昇し、終値は1309万円でした。一時1220万円台まで下落する動きがありましたが、終値にかけて買い戻されました。先週記録した安値を死守した形となりました。日足は移動平均線の上位には浮上できていません。
- オシレーター系インジケーターは、マイナス圏で推移しているものの下げ止まりを見せています。CCIは-100で推移。Fisherはマイナス圏で遅行線を上回っています。長期オシレーターのMACDは遅行線を下回っています。
- ボラティリティ指数のADX(49)は20を大きく上回り、弱気トレンドの発生を示唆していますが、足元では下落し始めています。
- 今週は月曜日に大きな下落となりましたが、昨日は小幅に反発する動きとなりました。1220万円台から買い戻しが入ったことで、下落方向への動きがやや鈍化していることを示唆しています。オシレーター系のテクニカルインジケーターは短期で反発しており、相場は調整局面に入った可能性があります。まだ下落トレンドが終了したとは言い難いチャートですが、一旦は揉み合う展開が予想されます。

- 価格は14EMA(1356万円)を下回り弱気示唆です。53EMA(1446万円)は下落しており、長期トレンドも弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1(1336万円)が先行スパン2(1445万円)を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル:価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Fisher Transformがマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル:MACDがマイナス圏で推移

Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI(-100)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher(-1.0)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のTrigger(-1.2)を上回り、売りシグナルは出ていません。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD(-539116)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のSignal(-498981)を下回り、売りシグナルが出ています。