日足は4日ぶりの陽線を記録、850万円近辺では底堅さも見られる
8月29日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を下回り短期トレンドは弱気を示唆し、オシレーターは短期で下落しており、モメンタムの低下が示唆されています。
- 昨日のビットコインは1.0%上昇し、終値は863.7万円でした。価格は一時889万円まで上昇し、短期移動平均線に近づきましたが、終値にかけて上昇幅が縮小しました。まだ上値が重い値動きが続いています。
- オシレーター系インジケーターは、短期で下落傾向です。CCIは弱気圏の-64で推移しています。Fisherは本日からマイナス圏で推移し始めています。長期オシレーターのMACDはマイナス圏で遅行線を上回っていますが、デスクロスの可能性が高まっています。
- ボラティリティ指数のADX(22)は20を超えており、弱気トレンドの発生を示唆しています。
- 今週のビットコインは、上値が重い展開が続き、水曜日まで3日連続の陰線を記録していました。昨日は4日ぶりにプラスとなりましたが、上値の重さも見られ冴えない値動きとなっています。一方、下落幅も限定的になってきており、売り圧力も徐々に減退しています。テクニカルでは弱気トレンドが示唆されていますが、850万円近辺から下は買い戻しポイントとして意識され始めています。
- 価格は14EMA(884.9万円)を下回り弱気示唆です。53EMA(923.1万円)は下落しており、長期トレンドも弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1(854.3万円)が先行スパン2(889.0万円)を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル:価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がマイナス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル:Fisher Transformがプラス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル:MACDがマイナス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI(-63)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
- 強気バイアス・シグナル : Fisher(0.0)はプラス圏で推移しており強気示唆ですが、遅行線のTrigger(0.6)を下回り、 買いシグナルは出ていません。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD(-116443)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のSignal(-131295)を上回り、売りシグナルは出ていません。