相場は再度900万円割れの急落、2番底を伺う展開に
8月27日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を下回り短期トレンドは弱気を示唆して、オシレーターは短期で下落しており、モメンタムの低下が示唆されています。
- 昨日のビットコインは5.3%下落し、終値は861.3万円でした。相場は再び900万円を割り込み、安値を探る展開となりました。日足は移動平均線を下回り、下落方向への動きが強くなりました。
- オシレーター系インジケーターは、短期で下落傾向に転じました。昨日のCCIは強気圏の100を超えていましたが、-42まで急落しました。Fisherではデスクロスが発生しました。長期オシレーターのMACDは遅行線を上回っていますが、下落し始めました。
- ボラティリティ指数のADX(21)は昨日は上昇し、弱気トレンドの発生を示唆しています。
- 今週のビットコインは、先週までの底堅い動きから一転し、強く売られる展開となっています。価格はここ2週間の最安値近辺で推移しています。オシレーター系のテクニカル指標も下落しており、相場の続落に警戒が必要です。買いが非常に弱い状況となり、800万円まで下落する可能性が出てきました。800万円以下は8月前半に付けた安値が意識されやすく買い戻しも強くなることが予想されます。
- 価格は14EMA(893.2万円)を下回り弱気示唆です。53EMA(928.1万円)は下落しており、長期トレンドも弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1(865.3万円)が先行スパン2(889.0万円)を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル:価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がマイナス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル:Fisher Transformがプラス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル:MACDがマイナス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI(-42)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
- 強気バイアス・シグナル : Fisher(1.3)はプラス圏で推移しており強気示唆ですが、遅行線のTrigger(1.8)を下回り、 買いシグナルは出ていません。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD(-80760)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のSignal(-142418)を上回り、売りシグナルは出ていません。