大荒れだった先週は結局陽線に、下落方向への動きは弱くなる
8月12日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を下回り短期トレンドは弱気を示唆していますが、オシレーターは足元で上昇しており、モメンタムの回復を示しています。
- 昨日のビットコインは0.9%上昇し、終値は873.1万円でした。週末は土日共に下落し、3.5%ほど下落しました。今週は月曜日が祝日だったため日本市場は休場でしたが、小幅に上昇しました。850万円台では買い戻される動きが見られました。日足は移動平均線の下位で推移となっていますが、先週始めのような強い下落方向への動きは徐々に落ち着いて来ています。
- オシレーター系インジケーターは、下落が継続しています。CCIはマイナス幅が縮小し-52で推移。Fisherはプラス圏を回復しました。長期オシレーターのMACDはマイナス圏で推移していますが、ゴールデンクロスの確率が上がっています。
- ボラティリティ指数のADX(28)は上昇しており、弱気トレンドの発生を示唆しています。
- 先週の始めは株式市場も大きく下落する動きが見られ、ビットコインも売られましたが後半に反発し週足は2.2%上昇した陽線となりました。日足は依然として移動平均線の下位で推移していますが、下落方向への動きは弱くなっています。オシレーターは上昇を続けていることから、モメンタムの回復を示しています。今週は安値を試す動きも予想されますが、下落が弱くなって来ていることから先週のように買い戻される可能性もあります。まずは日足が移動平均線を回復できるか注目です。
- 価格は14EMA(896.4万円)を下回り弱気示唆です。53EMA(958.6万円)は下落しており、長期トレンドも弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1(850.8万円)が先行スパン2(889.0万円)を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル:価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がマイナス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル:Fisher Transformがプラス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル:MACDがマイナス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI(-52)はマイナス圏で推移しており弱気示唆
- 強気バイアス・シグナル : Fisher(0.3)はプラス圏で推移しており強気示唆。Trigger(-0.096)を上回り、 買いシグナルが出ています。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD(-358954)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。Signal(-325894)を下回り、売りシグナルが出ています。