先週金曜日からのビットコイン相場の下落は一時-27%を記録、終値にかけては強い買い戻しが入る
8月5日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を下回り短期トレンドは弱気を示唆し、オシレーターは足元で下落しており、モメンタムの低下を示しています。
- 昨日のビットコインは6.5%下落し、終値は790.6万円でした。先週末から4日連続のマイナスとなりました。週明けも売りの流れは止まらず、下落幅は一時16%を記録する場面もありました。一方、終値にかけて下落幅が縮小し、日足は長い下ひげを付ける結果となりました。日足は引き続き移動平均線から大きく乖離しています。
- オシレーター系インジケーターは、下落が継続しています。CCIは大きなマイナスとなり-259で推移。Fisherはマイナス圏で遅行線を下回っています。長期オシレーターのMACDは先週、マイナス圏に突入し、売りシグナルが出ています。
- ボラティリティ指数のADX(25)は上昇しており、弱気トレンドの発生を示唆しています。
- 昨日は価格が700万円まで下落する場面があり、先週金曜日からの下落幅は-27%となり、短期的にはかなり売られ過ぎな状態となりました。日足のテクニカルチャートは強い下落トレンドとなっていますが、本日は反発の兆しが見られます。価格は現在800万円台を回復し、買い戻されています。今週はどこまで反発できるかが注目となるでしょう。短期移動平均線は920万円で推移しており、900万円台まで買い戻される可能性があります。買い戻しが一巡した後は再度安値を探る展開が予想されますが、短期では戻りを試す動きとなっています。
- 価格は14EMA(941.3万円)を下回り弱気示唆です。53EMA(986.4万円)は下落しており、長期トレンドも弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1(888.4万円)が先行スパン2(889.0万円)を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル:価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Fisher Transformがマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル:MACDがマイナス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI(-259)はマイナス圏で推移しており弱気示唆
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher(-2.4)はマイナス圏で推移しており弱気示唆。Trigger(-1.9)を下回り、 売りシグナルが出ています。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD(-346707)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。Signal(-89934)を下回り、売りシグナルが出ています。