ビットコインは週明けに800万円割れ、短期では売られ過ぎの反動に警戒
8月4日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を下回り短期トレンドは弱気を示唆し、オシレーターは足元で下落しており、モメンタムの低下を示しています。
- 昨日のビットコインは5.2%下落し、終値は845.9万円でした。週末の相場は、大きく売られる動きとなり、2日連続でマイナスを記録しました。週末に相場が動きがあるのは珍しく、相場の警戒感を示しています。日足は短期移動平均線を大きく下回り推移しています。
- オシレーター系インジケーターは、下落が継続しています。CCIは大きなマイナスとなり-240で推移。Fisherはマイナス圏で遅行線を下回っています。長期オシレーターのMACDも先週、マイナス圏に突入し、売りシグナルが出ています。
- ボラティリティ指数のADX(22)は上昇しており、弱気トレンドの発生を示唆しています。
- 先週の週足は19.6%の下落を記録し、2023年以降の週足で最も大きな下げ幅を記録しました。外国為替市場で円高が進行したことも影響しました。相場は週明けも下げてる動きとなり、現在の価格は今年の2月時点と同水準となっています。テクニカルでは先週の動きを受け、弱気トレンドの発生を示唆しています。一方、短期では本日の価格が短期移動平均線から15%以上の乖離となっており、売られ過ぎとなっています。長期的なチャートは弱気ですが、大きな下落の反動も予想されます。これ以上の乖離の拡大は想定しづらく、相場の反発に注意が必要です。
- 価格は14EMA(964.5万円)を下回り弱気示唆です。53EMA(993.9万円)は下落しており、長期トレンドも弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1(958.4万円)が先行スパン2(959.0万円)を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル:価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Fisher Transformがマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル:MACDがマイナス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI(-240)はマイナス圏で推移しており弱気示唆
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher(-1.9)はマイナス圏で推移しており弱気示唆。Trigger(-1.5)を下回り、 売りシグナルが出ています。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD(230034)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。Signal(-25741)を下回り、売りシグナルが出ています。