円高でビットコインも急落、今週は3日連続の陰線を記録中
7月31日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を下回り短期トレンドは弱気を示唆し、オシレーターは足元で下落しており、モメンタムの低下を示しています。
- 昨日のビットコインは4.1%下落し、終値は970.5万円でした。今週はこれまで3日連続でマイナスとなり、流れが下落方向で動いています。日足は一目均衡均衡表の雲の下限付近まで下落しました。長期移動平均線も下回り、弱い値動きとなっています。
- オシレーター系インジケーターは、マイナスに突入するものも出てきました。CCIは昨日マイナス圏に入り-61で推移。Fisherは本日からマイナスとなっています。長期オシレーターのMACDではデスクロスが発生しました。
- ボラティリティ指数のADX(20)は下落しており、相場のトレンドが弱い状態を示しています。
- 今週のビットコインは昨日までに7%強下落し、本日も安値で取引されています。昨日は日銀が利上げを行ったことで外国為替市場で円高となり、対円のビットコインも大きく下落する影響が出ました。テクニカル的には一目均衡表の雲を下に抜けると、下落トレンドが発生する可能性が高まります。現状はADXが示すように相場には大きなトレンドはないものの、週後半も下落するようなら安値を掘る展開が予想されます。対円チャートは先週の安値を割り込んでおり、非常に弱い動きとなっています。金融政策変更の影響により相場には警戒感が急速に高まっています。
- 価格は14EMA(1016.8万円)を下回り弱気示唆です。53EMA(1008.9万円)は下落しており、長期トレンドも弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1(998.1万円)が先行スパン2(983.5万円)を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 強気バイアス・シグナル:価格が14EMAの上で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がマイナス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル:Fisher Transformがプラス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル:MACDがプラス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI(-61)はマイナス圏で推移しており弱気示唆
- 強気バイアス・シグナル : Fisher(0.0)はプラス圏で推移しており強気示唆。Trigger(0.4)を下回り、 買いシグナルは出ていません。
- 強気バイアス・シグナル : MACD(71903)はプラス圏で推移しており強気示唆です。Signal(111269)を下回り、買いシグナルは出ていません。