1000万円割れから強い買い戻し、相場に短期の底打ち感
7月25日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を上回り短期トレンドは強気を示唆していますが、オシレーターは短期で下落し、モメンタムの低下を示しています。
- 昨日のビットコインは0.6%上昇し、終値は1013.3万円でした。価格は一時970万円台まで下落する場面がありましたが、終値にかけて買い戻されました。今週は上値が重い展開となっており、3日連続でマイナスを記録していましたが、木曜日に僅かにプラスとなりました。昨日は4日ぶりの陽線となり、日足は僅かに移動平均線を上回りました。
- オシレーター系インジケーターは、短期で下落傾向です。CCIは26まで下落。Fisherも今週デスクロスが発生し、遅行線を下回っています。長期オシレーターのMACDは遅行線の上位を維持していますが、上昇幅が縮小しています。
- ボラティリティ指数のADX(26)は下落しており、相場の方向感が弱くなっていることを示唆しています。
- 今週のビットコインはこれまでに4.6%ほど下落する動きとなっています。外国為替市場でドル円が円高に振れた影響もあり、ビットコイン価格は上値が重い展開となりました。価格の下落が続いたことでオシレーターは低下傾向となり、相場は弱気な方向感となっていました。昨日は1000万円台を割り込み、テクニカル的に危険な価格帯を割り込みましたが、終値にかけて買い戻されたことで反発の兆しも見られました。日足は長い下ひげを付けたことにより、強気なローソク足となりました。短期の売りが一巡した可能性があり、上値を追う展開に期待できます。本日1030万円台を回復し、一目均衡表の雲の上位に浮上できれば、再度上昇トレンドが発生することが予想されます。
- 価格は14EMA(1013.3万円)を僅かに上回り強気示唆です。53EMA(1005.1万円)は上昇しており、長期トレンドも強気です。一目均衡表の雲は先行スパン1(998.7万円)が先行スパン2(994.5万円)を上回り強気示唆です。
Trending Signal
- 強気バイアス・シグナル:価格が14EMAの上で推移
- 強気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がプラス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル:Fisher Transformがプラス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル:MACDがプラス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 強気バイアス・シグナル : CCI(26)はプラス圏で推移しており強気示唆
- 強気バイアス・シグナル : Fisher(0.7)はプラス圏で推移しており強気示唆。Trigger(1.6)を下回り、 買いシグナルは出ていません。
- 強気バイアス・シグナル : MACD(130353)はプラス圏で推移しており強気示唆です。Signal(73780)を上回り、買いシグナルが出ています。