7月23日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を上回り短期トレンドは強気を示唆していますが、オシレーターは短期で下落し、モメンタムは低下しています。
- 昨日のビットコインは3.0%下落し、終値は1029.0万円でした。火曜日も週明けの上値が重い流れが続き、2日連続でマイナスとなりました。ここ2日間で4%ほど下落動きとなりましたが、日足は移動平均線の上位を維持しています。
- オシレーター系インジケーターは、短期で下落し始めています。CCIは80まで下落。Fisherでは昨日デスクロスが発生しました。長期オシレーターのMACDは遅行線を上回り、上昇しています。
- ボラティリティ指数のADX（29）は下落しており、下落トレンドの弱体化を示唆しています。
- 今週のビットコインは軟調な相場となり、日足は一目均衡表の雲の上限近辺まで下落しました。ここから下は移動平均線も推移しており、テクニカル的なサポートが期待されます。日足はまだ底堅い動きが見られる一方、短期のオシレーターが下落し始めていることは気になるところです。1000万円を割り込むような動きがあれば、テクニカルが崩れるため警戒する必要があります。本日は移動平均線近辺でサポートされるか注目となります。
- 価格は14EMA（1014.3万円）を上回り強気示唆です。53EMA（1004.7万円）は上昇しており、長期トレンドも強気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（995.8万円）が先行スパン2（994.5万円）を上回り強気示唆です。
Trending Signal
- 強気バイアス・シグナル：価格が14EMAの上で推移
- 強気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がプラス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル：Fisher Transformがプラス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル：MACDがプラス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 強気バイアス・シグナル : CCI（80）はプラス圏で推移しており強気示唆です。
- 強気バイアス・シグナル : Fisher（2.6）はプラス圏で推移しており強気示唆。Trigger（3.2）を下回り、 買いシグナルは出ていません。
- 強気バイアス・シグナル : MACD（166414）はプラス圏で推移しており強気示唆です。Signal（38508）を上回り、買いシグナルが出ています。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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