週末からの買いの流れが継続、相場は1030万円で上値重くなる
7月1日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を上回り短期トレンドは強気を示唆し、オシレーターは短期で上昇しており、モメンタムの回復を示しています。
- 昨日のビットコインは0.6%上昇し、終値は1017.0万円でした。昨日も週末に続き底堅い動きとなり、価格は1031万円まで上昇しました。一方、長期移動平均線近辺では上値が重くなり、終値にかけて上昇幅が縮小しました。日足は上髭を付けており、やや弱気のローソク足となりました。
- オシレーター系インジケーターは、足元で上昇傾向です。CCIはプラス圏直近の-4まで上昇。Fisherはマイナスで上昇が続いています。長期オシレーターのMACDは本日からゴールデンクロスが発生しています。
- ボラティリティ指数のADX(35)は足元で下落してきており、下落トレンドの弱体化を示唆しています。
- 今週のビットコインは週末からの買いの流れが月曜日も継続し、3日連続の陽線となりました。先週は前半戦から売られる動きとなりましたが、現在は反発する相場となっています。短期のオシレーターも上昇しており、テクニカルは改善しています。一方、昨日は1030万円近辺から上値が重くなる動きも見られ、長期的テクニカルが改善するには、この移動平均線を超えて行く必要があります。戻りが売りが意識されれば、再度下落の流れが発生する可能性もある価格帯です。上下どちらにも動きやすい価格帯であるため、慎重なポジション取りが求められます。
- 価格は14EMA(1008.4万円)を上回り強気示唆です。53EMA(1027.5万円)は下落しており、長期トレンドは弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1(1006.9万円)が先行スパン2(1029.8万円)を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 強気バイアス・シグナル:価格が14EMAの上で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Fisher Transformがマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル:MACDがマイナス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI(-4)はマイナス圏で推移しており弱気示唆
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher(-0.9)はマイナス圏で推移しており弱気示唆。Trigger(-1.6)を上回り、 売りシグナルは出ていません。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD(-168640)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。Signal(-164625)を下回り、売りシグナルが出ています。