5月27日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を上回り短期トレンドは強気を示唆していますが、短期オシレーターは下落しており、モメンタムの停滞を示しています。
- 昨日のビットコインは1.2%上昇し、終値は1089.5万円でした。今週の相場も月曜日に上昇する展開となりました。価格は一時1100万円台を回復しましたが、終値にかけて売りに押されました。日足は移動平均線の上位を維持し、底堅い動きがみられます。
- オシレーター系インジケーターは、足元で下落基調です。CCIは83で推移。Fisherは遅行線を下回り、下落しています。MACDは遅行線を上回っていますが、上昇の勢いが鈍化しています。
- ボラティリティ指数のADX（24）は上昇し、強気トレンドの発生を示唆しています。
- 今週のビットコインは上昇して取引が始まりました。昨日は1100万円から売られており、高値が意識されています。相場は底堅く推移していますが、短期のモメンタムは低下しており、利益を確定する動きも見られます。相場は高値圏で揉み合う展開となっており、ボラティリティもなかなか上がってきていません。先週のように押し目を付けに行く展開も予想されます。移動平均線が推移する1060万円台は買い戻しポイントとして意識されるでしょう。
- 価格は14EMA（1058.5万円）を上回り強気示唆です。53EMA（1011.3万円）は上昇しており、長期トレンドも強気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（1040.1万円）が先行スパン2（1001.4万円）を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 強気バイアス・シグナル：価格が14EMAの上で推移
- 強気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がプラス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル：Fisher Transformがプラス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル：MACDがプラス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 強気バイアス・シグナル : CCI（83）はプラス圏で推移しており強気示唆
- 強気バイアス・シグナル : Fisher（1.2）はプラス圏で推移しており強気示唆。Trigger（1.3）を下回り、 買いシグナルは出ていません。
- 強気バイアス・シグナル : MACD（270358)はプラス圏で推移しており強気示唆です。Signal（213039）を上回り、買いシグナルが出ています。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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