今週の相場は不安定な値動きに、ADXは20を記録
5月14日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を下回り、短期トレンドは弱気を示唆していますが、オシレーターは横ばい推移となっており、強いモメンタムを示すことができていません。
- 昨日のビットコインは1.6%下落し、終値は966.6万円でした。月曜日の上昇分をほぼかき消す動きとなりました。短期の移動平均線も僅かに下回り、方向感が弱い相場となっています。
- オシレーター系インジケーターは、長期で上昇していますが、短期では反落の兆しがあります。CCIは僅かに下落し、マイナスで推移。Fisherは昨日の価格下落でゴールデンクロスが成立しませんでした。長期オシレーターのMACDはマイナス圏で上昇しています。
- ボラティリティ指数のADX(20)は下落しており、相場のトレンドが弱いことを示唆しています。
- 今週のビットコインは上昇後に下落する不安定な値動きになりました。ADXも低下していることから相場では調整局面となっています。一方、ADXが20を下回ると調整局面も終盤に近づいていることを示しています。昨日は960万円近辺で買い戻される動きもあり、安値圏ではある程度の買い需要もあります。現状のテクニカルは強い方向感を示しておらず、次の動きがあるまで様子見となるでしょう。
- 価格は14EMA(969.0万円)を下回り弱気示唆です。53EMA(975.1万円)は横ばい推移し、長期トレンドは中立です。一目均衡表の雲は先行スパン1(968.3万円)が先行スパン2(991.6万円)を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル:価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Fisher Transformがマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル:MACDがマイナス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI(-0.8)はマイナス圏で推移しており弱気示唆
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher(-0.013)はマイナス圏で推移しており弱気示唆。Trigger(-0.001)を下回り、 売りシグナルが出ています。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD(-96975)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。Signal(-117755)を上回り、売りシグナルは出ていません。