950万円近辺で買い戻しが入る、短期的なモメンタムは上か
5月9日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を上回りトレンドは強気を示唆しており、オシレーターは足元で上昇しており、モメンタムの回復を示しています。
- 昨日のビットコインは2.8%上昇し、終値は980.7万円でした。今週初めて陽線を記録し、日足は移動平均線の上位に浮上しました。これまで3日連続でマイナスとなっていましたが、ここ2日のマイナスをかき消す動きとなりました。950万円近辺から買い戻しが入る動きとなりました。
- オシレーター系インジケーターは足元で上昇しています。CCIはマイナス圏で推移も先週と比べ上昇しています。Fisherはプラス圏を回復し、買いシグナルが出ています。長期オシレーターのMACDでは今週ゴールデンクロスし、上昇しています。
- ボラティリティ指数のADX(25)は下落しており、相場のトレンドが弱い状態を示唆しています。
- 今週は上値が重い展開となっていましたが、昨日ようやく買い戻しが入り、底堅く推移しました。日足は移動平均線の上位に浮上し、オシレーターも上昇傾向にあることからテクニカル面では強気な相場状態となりました。一方、長期的にはADXが下落していることから、調整局面の範囲にあることを示しています。今年2月にはADXが10を下回る水準まで相場が調整したこともあり、来週以降も調整局面が続く可能性があります。一目均衡表の雲の上限である1020万円台を抜けるまでは、中長期的な相場感は様子見となるでしょう。
- 価格は14EMA(974.0万円)を上回り強気示唆です。53EMA(977.6万円)は横ばい推移となり、長期トレンドは中立です。一目均衡表の雲は先行スパン1(953.9万円)が先行スパン2(991.6万円)を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 強気バイアス・シグナル:価格が14EMAの上で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がマイナス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル:Fisher Transformがプラス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル:MACDがマイナス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI(-32)はマイナス圏で推移しており弱気示唆
- 強気バイアス・シグナル : Fisher(0.7)はプラス圏で推移しており強気示唆。Trigger(0.5)を上回り、 買いシグナルが出ています。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD(-119134)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。Signal(-126817)を上回り、売りシグナルは出ていません。